リアム・ギャラガーはオアシスの再結成を熱望しているというファンからの揶揄に対して反論し、バンドの解散は兄のノエル・ギャラガーのせいだとしている。
今月初め、イギリスのブックメーカーはその過熱ぶりのために2017年のオアシスの再結成についての賭けを中止しており、映画『オアシス:スーパーソニック』が公開されたこともあり、再結成をめぐる議論は更に高まりを見せている。
リアム・ギャラガーは来年ソロ・アルバムのリリースを予定しており、一方でオアシスの再結成についても肯定的な意見を述べ続けている。
『トロント・サン』紙に対して、リアム・ギャラガーは次のように語っている。「俺が(再結成は)あるだろうと言ったら、目にするのは『あいつは必死だ』なんて書いてる間抜けどもばかりだ。俺は必死なんかじゃねえ。スタジオに入ってソロ・アルバムを作ってるんだ。最高の仕上がりになるよ。俺たちはロックして、ツアーをやる。それはすべて言うまでもないことだね」
彼は次のように続けている。「(ビーディ・アイの解散後、)俺は3年間、再結成はあり得るだろうって立場を取ってきた。ところが、明らかにノエルは自分のことを(ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズで)やってたから、再結成が実現するとしても待たなきゃならなかった。そもそも、俺たちは解散するべきだったとは思わないしな」
リアム・ギャラガーは、2009年のオアシス解散はノエル・ギャラガーのせいだとし、次のように語っている。「聞いてくれ、(ノエルと俺は)競い合ってるわけじゃないんだ。お互いを気に食わないだけだ。俺はノエルになりたくなかったし、ノエルは俺になりたくなかったのさ」
「オアシスが解散した理由は、メンバーの1人がとんでもない間抜けになって、クールじゃない馬鹿げたことをやり始め、みんなをクビにしたからだ。まあ、これは今まで何百万回とあったことだけどな。でも、これは俺たちの間の対抗意識のせいじゃない、分かるか? メンバーの1人がとんでもないアホになって、いまだにそのままだからだ。バンドが解散したのはそのせいだよ……あのバンドはもっと長続きできたはずなんだ」
インタヴューの他の箇所では、リアム・ギャラガーがノエル・ギャラガーと最後に会った時にしでかしたことを明かしている。
https://nme-jp.com/news/28523/
2009年のオアシス解散以降、ギャラガー兄弟の仲は緊張状態が続いている。リアムは最近、ノエルのことをポテト(間抜け)、ヒキガエル(嫌なやつ)、「殺人鬼ピエロ」、さらに「ロック界のロニー・コルベット(英のコメディアン)」と呼んだり、ノエルの服装のセンスをテイク・ザットのゲイリー・バーロウに喩えたりして、兄への批判を公にしている。
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