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ザ・フェイセズが来月9月に一夜限りのチャリティ・ライヴのために再結成を行う予定であることが発表された。

ロッド・スチュワート、ロニー・ウッド、ケニー・ジョーンズは、サリーのハートウッド・パーク・ポロ・クラブで開催されるロック・アンド・ホースパワーのヘッドライナーとして再結成を行う予定だという。毎年開催されているこのイベントは、前立腺癌のための団体「プロステイト・キャンサー・UK」に利益が寄付されるもので、ロッド・スチュワートとケニー・ジョーンズが主催している。2015年の今年でイベントは3回目を迎える。

「今回でプロステイト・キャンサー・UKのために開催してきたロック・アンド・ホースパワーも3回目になるんだ。そして、これまででも最もビッグなものを形にできたと思ってるよ」と声明でケニー・ジョーンズは語っている。「ザ・フェイセズで過ごした数年は、僕の人生でも最も素晴らしいことがいくつかあったからね。バンドの一員であれたことを誇りに思ってるんだ。信じられないことに、ロッドとロニーともう一度ステージに立てる機会をもらえて興奮してるよ」

ザ・フェイセズは、ロッド・スチュワートの代わりにシンプリー・レッドのミック・ハックネルをリード・ヴォーカルに迎えて、2010年に再結成しており、UK、ベルギー、オランダ、日本などでライヴを行っている。

2013年にロッド・スチュワートは、ロニー・ウッドと共に2015年の再結成を計画していると語っていたが、再結成を止めようとするロッド・スチュワートのマネージメントをロニーが非難することになった。2014年12月にはキーボーディストであるイアン・マクレガンが脳卒中のために亡くなっている。ベーシストのロニー・レーンは1997年に逝去している。

また、2012年にはロックの殿堂の授賞式に招待された際に再結成する案があったが、ロッド・スチュワートがインフルエンザにかかったため、間際で辞退することになっている。

ザ・フェイセズは今月後半に新たなボックスセットをリリースすることも決まっている。アナログ盤は、スタジオ・アルバム4枚に、アルバムに収録されていない楽曲を収録した5枚目という全5枚組となっている。

彼らの最後のシングルにちなんで『1970-1975: ユー・キャン・メイク・ミー・ダンス、シング・オア・エニシング』と名付けられたこのボックスセットは、アウトテイクやリハーサル音源といった様々な特別な音源も収録されるという。

オリジナル・アルバムは、1970年発表の『ファースト・ステップ』、1971年発表の『ロング・プレイヤー』、1971年発表の『馬の耳に念仏』、1973年発表の『ウー・ラ・ラ』が収録され、ボックスセットは8月28日にリリースされる。

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