元オアシスのノエル・ギャラガーは、弟のリアム・ギャラガーに幽霊が出没すると言い聞かせていたことを明かしている。
兄のノエルは、オアシス時代にお互いがいたずらを仕掛け合っていたことを振り返っている。
「あれは本当に楽しかったな、俺たちがどこか人里離れた不気味な場所にいる時はいつだって、リアムにこの家は幽霊が出るぜって言うんだ。特にあいつの寝室にな」とノエル・ギャラガーは『ザ・ミラー』紙に対して語っている。
サリー州リッジファームで『ビィ・ヒア・ナウ』のレコーディング・セッションをしていた頃には、それがエスカレートしていったという。
ノエル・ギャラガーは次のように説明している。「あいつの寝室には幽霊が出るってみんなで言い含めておいて、あいつが朝起きて朝食を食べている隙に、誰かが忍び込んで部屋の絵画を裏表ひっくり返したり、ベッドわきのランプを逆サイドに置いたりしたんだ」
「あいつは真っ青になって来たよ。『俺の部屋に入ったのか?』、『入ってねえよ、なんでだ?』、『入ったんだろ、さっきランプがトイレの中に置いてあったからな』、『そんなバカな、ヤバいな。ワオ』ってね」
「ああ、マジで面白かった。やる価値があったね」
2009年のオアシス解散以降、ギャラガー兄弟の仲は緊張状態が続いている。リアムは最近、ノエルのことをポテト(間抜け)、ヒキガエル(嫌なやつ)、「殺人鬼ピエロ」、さらに「ロック界のロニー・コルベット(英のコメディアン)」と呼んだり、ノエルの服装のセンスをテイク・ザットのゲイリー・バーロウに喩えたりして、兄への批判を公にしている。
さらに、ノエルについてアドルフ・ヒトラーを、オアシスについてイエス・キリストを引き合いに出して語ったほか、つい先日はノエルを「ブレッド・ヘッド(金にしか興味のない奴)」とも呼んでいる。
リアム・ギャラガーはノエルとの難しい関係について語っており、それこそがずっと噂されてきたオアシスの再結成を阻む一因だと語っている。
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