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デッド・オア・アライヴのピート・バーンズが亡くなったのを受けてファンや著名な友人たちが追悼の意を表明している。

ピート・バーンズの遺族は「重度の心不全」のために亡くなったことを発表している。享年57歳だった。

シザー・シスターズのフロントマンであるジェイク・シアーズはインスタグラムの投稿のなかで「実際に会った時でも、スピーカーからでも、あなたは部屋を盛り上げてくれた」と綴っている。

テレビ番組「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」で2006年に共演した政治家のジョージ・ギャロウェイは次のようにツイートしている。「彼はオスカー・ワイルドとドロシー・パーカーを足して2で割ったような人でした。あそこまで艶やかになることはできないでしょう」

「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」の司会を務めたダヴィナ・マッコールは訃報を受けて「本当に、本当に、本当に悲しい」とし、「90年代にはハメを外したわね」と綴っている。

同じく「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」で共演を果たしたオーディナリー・ボーイズのサミュエル・プレストンはピート・バーンズに「真のパンク・ロッカー」という賛辞を贈っている。

https://twitter.com/samuelpreston/status/790617723357331456

一方、ボーイ・ジョージは「胸が張り裂けそうだ」とし、「僕らの世代において偉大で、真の変わり者の一人」だったとしている。

ラジオやテレビの司会者として知られるジェイミー・イーストは「真のポップ・アイコンであり、仕事をするにしても、一緒につるむにしても、本当に本当に楽しい奴だった」とツイートしている。ピート・バーンズと同じく、80年代に活躍したポップ・スターであるシニータは「長年のなかで私たちは笑ったり泣いたりしたよね」とし、「繊細な魂の持ち主であり、惜しまれることになるでしょう」と続けている。

https://twitter.com/jamieeast/status/790607904906838017

ピート・バーンズが出演していた「ビッグ・ブラザー・ビット・オン・ザ・サイド」の司会であるライアン・クラーク・ニールは“You Spin Me Round (Like A Record)”の歌詞にかけて、「あなたと一緒に“回る”ことができて、すごく光栄だった」とツイートしている。

作家にして活動家のオーウェン・ジョーンズと「ル・ポールのドラァグレース」の審査員であるミシェル・ヴィサージュも訃報を受けて悲しみを表明している。

また、とあるファンは1885年の『スマッシュ・ヒッツ』誌での伝説的なモリッシーとの対談記事の写真をシェアしている。

ピート・バーンズは1980年代にデッド・オア・アライヴのフロントマンとして一躍有名になり、“Lover Come Back To Me”、“In Too Deep”、“Something In My House”といった楽曲で全英シングルチャートのトップ20に入っている。

しかし、同バンドの最も有名なヒット曲は“You Spin Me Round (Like A Record)”で、全英シングル・チャートで17週上昇を続け1985年3月に1位に輝いている。同楽曲はストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースによる最初のナンバーワン・シングルで、その後、80年代においてストック・エイトキン・ウォーターマンはヒットメーカーとしてイギリスのポップ・ミュージックにおいて影響力を持つようになる。

ピート・バーンズはテレビ番組「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」に出演した際に5位に入ったことで、同曲は2006年に再びチャートのトップ5入りを果たしている。

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