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スリップノットのコリィ・テイラーは、アンスラックスのギタリストであるスコット・イアンがパーソナリティを務めるラジオの新番組「ネヴァー・ミート・ゆあ・ヒーローズ」の初回放送にゲスト出演し、アルコール依存症との自身の闘いについて語っている。

番組の中でコリィ・テイラーはアルコール依存症の話をする前に、アイオワでの生い立ちが彼の曲作りに与えた影響や、スリップノットとしての幅広いキャリアについて語っている。

コリィ・テイラーはスリップノットの成功が自身のエゴを加速させ、破壊的な道に進んでしまったと明かしている。「頭の中でとてつもなくデカい戦争が起こっていて、そのせいで酒が欲しくなった。俺は10代の頃にヤクをやめたからそれは問題じゃなかったんだけど、今度はアル中やクソみたいな問題をたくさん抱えることになった。アルコールは(俺が抱えていた)最も大きな問題だったよ」

「俺はアルコールがないと、ステージに立てないと自分に思い込ませるようになっちまった。『ゲン担ぎだ』とね。中毒者が言う戯言だよ」

コリィ・テイラーは7月のスリップノットのライヴで観客を会場から追い出し、その後8月にも再び観客を追い出す事態となっている。カリフォルニア州コンコードにあるコンコード・パビリオンでの公演中に、コリィ・テイラーは観客のなかから1人のファンを追い出すようにセキュリティ・スタッフに指示したという。

この公演を撮影した映像では、コリィ・テイラーが客席にいる1人のファンを指差して、「あいつをつまみ出せ!」とマイクに向かって叫んでいる。

ファンたちがレディットに投稿した内容によると、複数のセキュリティ・スタッフが客席にいるそのファンともみ合ったとのことで、あるユーザーは「俺もそこにいたよ! 『メガネを掛けたあの野郎だ。あいつをここからつまみ出せ』とだけ聞こえた。俺がライヴに来たのは4回目だけど、こんなの見たことない」と書き込んでいる。

7月にオンラインで公開された映像には、トロント公演でコリィ・テイラーがファンを追い出す様子が収められている。彼はあるファンを観客のなかから指差し、「そんなクソを見せるな、このアマちゃんが!」と語っている。

その後、出て行くようにジェスチャーを示し、パフォーマンスを続けながら指を指し続け、セキュリティ・スタッフが彼の指差すほうに従って、その観客を追い出している。コリィ・テイラーは「バイバイ、子犬ちゃんよ。バイバイ、雑魚が」と語っている。

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