マーク・ロンソンが、レディー・ガガの新作アルバム『ジョアン』において、テーム・インパラのケヴィン・パーカー、ファーザー・ジョン・ミスティ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム、ベックらがどのような役割を果たしたかについて語っている。
マーク・ロンソンはアルバム『ジョアン』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めており、アルバムは10月21日にリリースされる。レディー・ガガは既にアルバムから“Perfect Illustion”、“Million Reasons”、“A-YO”を公開している。
『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、マーク・ロンソンは『ジョアン』のリード・シングルである“Perfect Illustion”にケヴィン・パーカーが参加した経緯についての詳細を明かしている。
“Perfect Illustion”は、ただ“Illusion”とタイトルが付けられたケヴィン・パーカーのデモ曲が発端となって、それをレディー・ガガとマーク・ロンソンがピアノとギターを手に広げていったという。「この曲に込められたメッセージは極めてガガの個人的なものなんだ」とロンソンは語っている。「テーム・インパラの“Let It Happen”とレディー・ガガの“Bad Romance”が合わさった私生児のような曲なんだよ」
マーク・ロンソンは『ジョアン』に、どの楽曲かは明かしていないものの、ファーザー・ジョン・ミスティがドラマーとして参加していることも語っている。
マーク・ロンソンはまた、ジョシュ・オムに楽曲“John Wayne”という曲のギターを依頼し、最終的には楽曲を共同で制作し、ジョシュ・オムはドラムも叩くことになったという。インタヴューではベックとのコラボレーションの楽曲“Dancin’ In Circles”の詳細についても語られている。
ベックとのコラボレーションは、マーク・ロンソンが偶然ベックに会って、彼をスタジオに招待したことがきっかけだったという。「ガガにとってはアイドルに会うようなものだったんだ」と彼は語っている。「ベックはこの20年のアーティストでガガにすごく影響を与えた、お気に入りのアーティストなんだよ。ガガはそもそもベックのファンだったんだ」“Dancin’ In Circles”はベックによるアコースティックの楽曲が、マーク・ロンソンいわく「Alejandro”のような、かつてのガガの楽曲や『ザ・モンスター』収録曲」へと姿を変えた1曲になっているという。
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