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フランツ・フェルディナンドはドナルド・トランプを激しく非難する新曲“Demagogue”を公開している。

この楽曲は『30デイズ、30ソングス』の一環として発表されており、アメリカ大統領選挙の最終段階となる30日にわたって1曲ずつ公開されていく30曲のうちの1曲となっている。デス・キャブ・フォー・キューティーの“Million Dollar Loan”が最初に公開されており、マイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェイムス、エイミー・マン、タオ・グエンらも参加している。

ドナルド・トランプの政策や問題となっている行動を激しく非難するフランツ・フェルディナンドの歌詞は全米のリベラルな有権者の悲劇的な心境を集めたものとなっている。歌詞には「those pussy-grabbing fingers won’t let go of me now(あの性器を触る指は今となっては僕を放してはくれないだろう)」といった一節も含まれている。

“Demagogue”の音源はこちらから。

フランツ・フェルディナンドにとってこの曲はギタリストのニック・マーカーシーが脱退して以降、初めての音源となっている。

脱退時にバンドは以下の声明を発表している。「僕らがレコーディングをして、ツアーをする時は、最低でも1年の半の間、フルタイムで関わることになり、そのほとんどは自宅から離れたものになるんだ。ニックには小さな家族がいて、そんなに長期間にわたって彼らと離れたくないということなんだ」

「これは必ずしも未来永劫ずっと続くものではないし、今後、状況が変わったらみんなには伝えるようにするね」

「個人的ないしは音楽的相違の結果と言えたら嬉しいんだけどね。でも、そうじゃないんだ。そもそも、そうしたものを含めて僕らはバンドを結成したんだ」

バンドは現在2013年発表の『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション』、スパークスとのコラボレーション・アルバム『FFS』に続く新作に取り組んでいる。

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