Photo: Dean Chalkley/NME
ダフト・パンクのメンバーであるトーマ・バンガルテルがフランスの新作映画に出演し、マスクを着けていない貴重な素顔の姿が公開されている。
映画を監督したのはエド・バンガー・レコーズのアーティストとしてMr.オワゾの名前でも知られるクエンティン・デュピューで、映画は『リアリティ』というタイトルで現在公開されている。トーマは映画『ナポレオン・ダイナマイト』で知られるジョン・ヘダーと共にカメオ出演を果たしている。音楽サイト「ピッチフォーク」によれば、同シーンではサウンドトラックとしてフィリップ・グラスの“Music with Changing Parts”が使用されている。
トーマ・バンガルテルの出演シーンはこちらから。
ダフト・パンクは「ダフト・パンク・アンチェインド」と題されたBBC制作の新たなドキュメンタリーが6月24日にフランスのテレビ局「Canal+」で放送される。同番組にはカニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、ナイル・ロジャース、ジョルジオ・モロダー、トッド・エドワーズ、松本零士らが出演している。
プレス・リリースでは番組について次のように説明されている。「『ダフト・パンク・アンチェインド』はポップ・カルチャーにおける現象としてのダフト・パンクについての初めての映画です。このドキュメンタリーは、二人のアーティストによるクリエイティヴィティと独立心と自由の飽くなき追求を示唆する空前の文化的革命について探求しました。虚構と現実、魔法と秘密、未来と再発明、劇場性と人間性、その狭間でこのロボットは唯一無比の世界を作り上げました。この作品には彼らに最も近いコラボレーターへの独占インタヴューや貴重な過去の映像も含まれています」
一方で、ダフト・パンクのもう一人、ギ=マニュエル・ド・オメン=クリストによる楽曲がル・ナイト・クラブ名義でリリースされ、近頃オンラインにも登場している。“Gate of The Sun”と題された楽曲は、ギ=マニュエルと彼のレーベルであるクライダムールの共同設立者、エリック・シュデヴィルによる作品で、楽曲と同名のマイク・タイソン出演の映画のサウンドトラックにもフィーチャーされている。ル・ナイト・クラブは2002にも楽曲をリリースしている。
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