デス・キャブ・フォー・キューティーは反ドナルド・トランプを掲げた新曲を発表している。
新曲“Million Dollar Loan”はアメリカ大統領選挙の最終段階となる今後30日にわたって1曲ずつ公開されていく30曲のうちの1曲となっている。
反ドナルド・トランプを掲げたこの『30デイズ、30ソングス』プロジェクトにはマイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェイムス、エイミー・マン、タオ・グエンらも参加する。また、R.E.M.の未発表のライヴ音源が登場することも明らかになっている。
「歌詞の面で“Million Dollar Loan”は共和党候補のなかでドナルド・トランプが勝ち上がった、極めて調子っぱずれな瞬間を扱ったものなんだ」とデス・キャブ・フォー・キューティーのフロントマンであるベン・ギバードは語っている。「去年、ニュー・ハンプシャーでの選挙活動中にドナルド・トランプは自分を自力で成功した人物に仕立てようと父親からの『100万ドル(約1億円)という少額の融資』で成功を納めたと主張したんだよね。これについては事実じゃないことが広く証明されているだけでなく、すごく彼は軽薄だったからね。これには心底うんざりしたんだ」
「ドナルド・トランプは何度もアメリカ大統領としての栄誉や責任に値しないということを示しているわけでね。そして、この国が本当は何に拠って立つかをまったく代表していないわけだからさ。彼は僕らにふさわしくないんだよ」
『30デイズ、30ソングス』の収益はセンター・フォー・ポピュラー・デモクラシーとその大学生有権者登録活動に寄付される。
『30デイズ、30ソングス』の詳細はこちらから。
アメリカ大統領選に向けた第2回目のテレビ討論会が現地時間10月9日に行われ、ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプは再び論戦を交わしており、これを受けて、音楽界の著名人たちがツイッター上でコメントを発表している。
女性に対する過去の性的な発言が暴露されたことで、ここ数日の間、共和党候補のドナルド・トランプへの非難は増加の一途を辿っていた。
テレビ討論会の放送中にケイティ・ペリーはヒラリー・クリントンにドナルド・トランプと握手をして欲しくないとツイートしている。
アット・ザ・ドライブ-イン/マーズ・ヴォルタのセドリック・ビックスラー・ザヴァラは、「トランプはゲスな奴だな。元々支持してなかったけど、あいつはなんてゲスな奴なんだ」とツイートしている。
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