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スリップノットは、新ベーシストのアレサンドロ・ヴェンチュレラが、コネティカット州ハートフォードでのライヴの最中に病院へ搬送されたものの、「回復に向かっている」ことを発表している。

バンドは8月2日に問題のライヴを行っており、その途中でアレサンドロ・ヴェンチュレラはステージを降り、救急車で病院に運ばれている。

救急事態についてその夜は説明がなかったが、バンドは現在、自身のフェイスブック・ページで事情を明らかにしている。

「昨晩のライヴの救急事態の後、僕たちのベース・プレイヤー、アレサンドロ・’V-マン’・ヴェンチュレラが回復に向かっていることをみんなのに伝えることができて、ほっとしている」

「アレックスは、ライヴの途中で気分がすぐれず倒れてしまったんだ。それで念のため病院に連れていったら、そこで極度の脱水症状であることが分かったんだ。一晩で回復して、今は退院して、スリップノット・ファミリーのもとに向かっているところだよ」

バンドはさらにこう述べている。「万事すべて大丈夫。アレックスも明日のマサチューセッツ州のマンズフィールド公演からステージに戻ってくる予定だよ。メッセージで励ましてくれた方や無事を願ってくれた方の全員に感謝したい。そして、残りのこの夏の『ラスト・スタンド・ツアー』に全力で戻れることを楽しみにしているよ」

この日、スリップノットは緊急事態にもかかわらず、最後までライヴを続けており、フロントマンのコリィ・テイラーは観客にこう語りかけていた。「今何が起こっているのか皆に話すよ。残念な話だが、俺たちのベーシスト、アレックスに何か起きたようだ。何が起きたのか、俺たちにははっきりわからない。今俺たちがこうして話してる間に、アレックスは救急車で病院に運ばれているところなんだ」

さらに「あいつのために声を上げ、愛を届けようぜ。ここには後でまた戻ってくるという選択もあったんだ。でも、ちょっと調整が必要だったけど、俺たちはここで演奏することにした。それが俺たちが望むことだし、アレックスが望んでいることなんだ」と語っている。

そのライヴの様子はこちらの映像で見ることができる。

アレサンドロ・ヴェンチュレラはイギリスのバンド、クロコダイルの元ギタリストで、マストドンのギター・テクニシャンとしても知られているが、ベーシストのポール・グレイの逝去とドラマーのジョーイ・ジョーディソンの脱退により、2014年に元アゲインスト・ミーのドラマー、ジェイ・ワインバーグと共にバンドに加入している。

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