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ピンク・フロイドがガザへ船で向かっていた女性活動家を逮捕・拘留しているイスラエル国防軍への抗議のため「再結成」して共同声明を発表している。

ピンク・フロイドのバンド内での緊張は長く続いており、デヴィッド・ギルモアは以前、ピンク・フロイドはもう終わったという旨の発言している。ピンク・フロイドの「最後の」アルバムである『永遠/TOWA』は、ロジャー・ウォーターズ抜きで2014年11月に発売されている。

だが、ピンク・フロイドはフェイスブックに「ピンク・フロイドは女性ガザ自由船団を支援するために再結成します」というタイトルをつけた投稿をし、再結成を宣言している。

投稿の中で、ピンク・フロイドは、先月スペインのバレンシアからガザへと航海を行い、今週イスラエル海軍によって逮捕された活動家グループや、女性によるガザ支援船を全面的にサポートするとしている。逮捕された女性たちは、強制送還されるとみられている。

このニュースを受けて、ピンク・フロイドのフェイスブックの投稿には、「デヴィッド・ギルモア、ニック・メイソン、ロジャー・ウォーターズは共に女性ガザ自由船団を支援し、イスラエル国防軍による彼女たちの不当な逮捕や、国際水域における拘留に対して遺憾の意を示します。」

ピンク・フロイドによるフェイスブックの投稿はこちら。

また、ピンク・フロイドは来年、大規模な回顧展がロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で行われる予定となっている。

「ザ・ピンク・フロイド・エキシビション:ゼア・モータル・リメインズ」と題されたこの展覧会については「ピンク・フロイドの途方もない世界をめぐる、実体験のような多感覚を刺激するシアトリカルな旅」になると謳っている。

ピンク・フロイドの現在のメンバーが展覧会の開催に協力したものとされ、楽器や音楽機器、オリジナルのデザイン、建造物のイラスト、手書きの歌詞、サイケデリックなポスターなど、350を超える品々が展示されるという。また、展覧会ではこれまで公開されてこなかったステージ・セットやセット部品なども展示される。

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