オアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』のマット・ホワイトクロス監督は、最終的にはファンの力でオアシスは再結成するだろうと語っている。
映画のプレミア試写会は現地時間10月2日に催され、リアム・ギャラガーと元オアシスのギタリストであるポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ、映画の監督を務めたマット・ホワイトクロスによるQ&Aセッションも行われた。
9月にもマット・ホワイトクロス監督は、近かれ遠かれオアシスの再結成を確信しているということを語っている。だが、マット・ホワイトクロス監督によると、再結成の要因はファンにあるという。
マット・ホワイトクロス監督は以下のように語っている。「ノエル(・ギャラガー)はノーとは言ってない。誰かがノエルに(再結成を)頼むと、まあそれは毎日誰かが頼んでるんだろうけど、いつもノエルはノーとは言わないんだ。ノエルは冗談で、再結成には山積みの金が必要だなとか、リアム(・ギャラガー)にはミュート・ボタンを用意しないとな、とかいろんなことを言うんだけどね。でも僕は再結成が現実になると感じているよ」
「「映画の最後でのリアムとノエルの結論は、実際、世界中で一番最高な曲を書けるとか、一番最高なバンドになれるとかって、そういうのも全部ファン次第ってことなんだよね。ノエルは今ソロのライヴでオアシスの曲をいくつかやってるけど、“Wonderwall”なんて最初の2つのコードだけちょっと弾くだけでいいんだよね。続きはみんながノエルに歌ってくれるから、ノエルは帰っても大丈夫なんだ」
「ファンのためにノエルがもう一度オアシスをやりたいと感じてることを、僕は想像できるような感じがするよ。一部は僕の想像だけど、それがこの映画を制作したわけなんだけど、遺産というか、何か恩返しをしたいと思ってる。リアムもノエルも、自分たちのためじゃなくて、ファンとか、みんなのためにって言ってて、驚くほど気前がいいんだ」
マット・ホワイトクロス監督は、エディス・ボウマンのラジオ番組「ヴァージン・ブレイクファスト」で、ノエルとリアムをコントロールできるのは女性たちだけだと述べている。
彼は次のように続けている。「映画ではノエルとリアムの女性関係について多く割いてるんだ。大体、結果はシングルマザーになってるんだけど、それはツアーのマネージャーとか、カメラマンの女性と交際した結果なんだけどね。なんでかって、リアムとノエルを唯一お利口さんにさせることができて、彼らが尊敬できる女性たちだからね。もし男がやってきたら危ない状況の場面でも、女性なら大丈夫なんだ」
先日、2017年にオアシスが再結成ツアーを行うかについてのブックメーカーは中止されているが、バンドの元ギタリストであるポーツ・”ボーンヘッド”・アーサーズはもし再結成がありえるのなら「喜んで」と語っている。
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