プリンスの所有していたペイズリー・パークが音楽ミュージアムとして改装され、その映像が公開されている。
今年の4月に亡くなったプリンスだが、彼はペイズリー・パークが1988年に建設されて以降、ずっと居住し、レコーディングやライヴを行う施設として使用してきた。ペイズリー・パークはプリンスの死後にミュージアムとして改装されたが、プリンスは訪問客にペイズリー・パークを観光ツアーとして、どのように見て回って欲しいかのガイドラインを残している。
10月4日にペイズリー・パークの一般公開は予定より延期されることが明らかになっているが、プリンスの家族たちがNBCニュース制作の番組「トゥデイ」を独占的に招待し、番組ではペイズリー・パークを見て回る様子が放映されている。
番組で司会者であるアル・ローカーは、プリンスの手書きのメモが生前の状態からそのまま残されているレコーディング・スタジオや、映画、アルバムの『パープル・レイン』の記念品が置かれている「パープル・レイン・ルーム」、プリンスが友人や来客をもてなした「NPG・ミュージック・クラブ」へ立ち入ることを許されている。
アル・ローカーはプリンスの2人の姉妹と語り、その1人であるシャロン・ネルソンはミュージアムについて「本当にプリンスらしいと思うわ。彼はずっとこんな風に考えていた。彼にはこんな展望を持っていたけど、それがついに達成されたんだわ」とコメントしている。
ペイズリー・パークの一部を撮影した「トゥデイ」による映像はこちらから。
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