ED MILES/NME

Photo: ED MILES/NME

グリーン・デイのフロントマンであるビリー・ジョー・アームストロングは、自身の息子たちのやっている音楽について語っている。

ビリー・ジョー・アームストロングの10代の息子であるジェイコブ・アームストロングはジャイコブ・デンジャーの名前で活動しており、兄のジョーイもスイマーズというバンドでドラマーとして活動している。

ジェイコブは以前、父親のバンドよりもザ・ストロークスのほうがインスピレーションになってると『NME』に語っていたが、ビリー・ジョー・アームストロングは「Beats 1」に出演した際に息子たちの作っている音楽について語っている。「俺は息子たちの音楽のファンなんだよね。ジェイコブは素晴らしいソングライターだと思うよ。彼が“King of the World”を書いた時はブッ飛ばされたね。『わお』って感じだったよ。彼のなかにあったものなのかは分からないけどさ。あいつはすげえ喋るって奴でもないからね。それは長所だとも思うし。あいつはそうやって、素晴らしいパンクのライヴハウスで演奏してるんだ」

「そして、スイマーズについてはジョーイは信じられないドラマーだよ。あいつはその技術に磨きをかけててね。毎日どんどんうまくなってて、キース・ムーンからクエストラヴまで、彼のお気にいりのドラマーであれば誰でも好きなんだ。でも、スイマーズのフロントマンであるコール・ベッカーはソングライターとしてオリジナルだと思ってるよ。彼らはちょっと変わってるんだ。全体的に言えば、ロックなんだけど、そのサウンドはシームレスな感じなんだよ。今のところ、それについて彼らと話そうとは思ってないけどね。でも、本当に誇りに思ってるよ。二人とも誇りだよ。素晴らしいね」

ジェイコブ・デンジャーはカリフォルニアのレーベルであるバーガー・レコーズと契約している。

『NME』に対してジェイコブ・デンジャーは次のように語っている。「ザ・ストロークスとビーチ・フォッシルズが好きで、この2組のバンドから一番影響を受けてる。音楽やギター・パート、ベースに関してはああいったスタイルが好きなんだ。ザ・ストロークスとビーチ・フォッシルズの音楽のファンだから、ああいう曲が書けないかやってみたいと思ったんだよ」

父親と同じ道を歩んではいるものの、ジェイコブ・デンジャーは自分の音楽はポップ・パンクとはまったく異なるものだと主張している。「俺の音楽は親父とはまったく関係ないよ。俺の個人的なものなんだ。それについては正直そんなに心配してないよ。ただこれは俺の音楽で、親父のとは違うし、聴きたい人がいたら聴いてくれってスタンスだよね」

「もし俺の声が親父の声と似てるって言われても、それは単に俺らが親子だからってだけじゃないかな。そういうもんだと思うよ。これが俺の声だし、俺の歌い方なんだ。歌のレッスンとか、そういうのは受けたことがない。天然ものさ!」

また、ジェイコブ・デンジャーは自身のステージネームについて説明しており、デンジャーは彼の実名のミドルネームだと明かしている。「だからこの名前にしたんだ。すごいクールだろ」

ジェイコブ・デンジャーの楽曲はこちらから。

スイマーズの“Figuring It Out”はこちらから。

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