ソランジュは今週末に8年ぶりとなるフル・アルバムをリリースすると発表している。
ソランジュは自身のウェブサイトでニュー・アルバム『ア・シート・アット・ザ・テーブル』が9月30日にリリースされること、また作品に多数のアーティストが客演していることを発表している。
リル・ウェイン、Q・ティップ、ザ・ドリーム、サンファ、モーゼス・サムニー、デヴ・ハインズ、BJ・ザ・シカゴ・キッド、ショーン・ニコラス・サヴェージ、ニア・アンドリューズ、ケレラらに加え、姉のビヨンセが在籍していた元デスティニーズ・チャイルドのバンド・メンバーであるケリー・ローランドも客演している。インタールードが8トラックあるものの、アルバムには21もの楽曲が収録されるという。
ソランジュはこのアルバムについて「自己同一性、地位向上、独立、深い悲しみと回復に関するプロジェクト」であると語っている。2012年に7曲入りのミニ・アルバム『トゥルー』をリリースしているものの、『ア・シート・アット・ザ・テーブル』は2008年の『ソランジュ&ザ・ハドリー・ストリート・ドリームス』以降、初のフル・アルバムとなる。
アルバムのリリースについてはサプライズとなったものの、ソランジュのウェブサイト・デザインは先日一新されている。彼女は写真や詩、歌詞から成る本を抽選で86名のファンにプレゼントした後に、デジタル版をウェブサイト上に公開している。「シカゴで開催された全席指定のクラフトワークのコンサートでソランジュが立って踊ろうとした際に“白人のおばさん集団”に座りなさいと言われる」という奇妙な出来事が詳細に綴られているエッセイ「Do You Belong?」もこの本に収録されている。
『ア・シート・アット・ザ・テーブル』に付随するライヴなどに関する情報は未だ公開されていない。また、彼女がイギリスで最後に演奏したのは2013年のグラストンベリー・フェスティバルとなっている。
『ア・シート・アット・ザ・テーブル』のトラックリストは以下の通り。
“Rise”
“Weary”
“The Glory Is In You (Interlude)”
“Cranes In The Sky”
“Dad Was Mad (Interlude)”
“Mad” (Featuring Lil Wayne)
“Don’t You Wait”
“Tina Taught Me” (Interlude)
“Don’t Touch My Hair” (Featuring Sampha)
“This Moment” (Interlude)
“Where Do We Go”
“For Us By Us”(Interlude)
“FUBU” (Featuring The-Dream and BJ The Chicago Kid)
“Borderline (An Ode To Self Care)” (Featuring Q-Tip)
“I Got So Much Magic, You Can Have It” (Interlude, Featuring Kelly Rowland and Nia Andrews)
“Junie”
“No Limits” (Interlude)
“Don’t Wish Me Well”
“Pedestals” (Interlude)
“Scales” (Featuring Kelela)
“The Chosen Ones”
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