ダフト・パンクについて来年のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めることをはじめ、2017年にツアーをするのではないかという噂が広がることになったが、2017年はツアーを行わない可能性が高いという。
ここ2か月間、音楽業界においてはダフト・パンクが来年、2007年のツアー以来となるライヴを行うのではないかという議論が盛んに行われてきた。なかでもグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めることと、アメリカのロラパルーザでライヴを行うという噂が主に報じられてきた。
しかし、匿名の情報源が「ピッチフォーク」と「コンシークエンス・オブ・サウンド」に語ったところによると、その噂は否定されている。「コンシークエンス・オブ・サウンド」は、「業界のある情報筋は、ダフト・パンクが来年の夏にライヴをする計画はないと語っている」と報じている。
「コンシークエンス・オブ・サウンド」によると、ダフト・パンクのアメリカの担当者はコメントの要望に応じなかったことを認めている。これは、ソニー・レコードでイギリスの広報担当に『NME』がコメントを求めた際も同様で、正式なコメントは得られていない。
これまでダフト・パンクが行ってきたツアーは1997年と2007年の2回だけであり、来年ライヴが行われれば、10年ごとにツアーを行う法則が成立することになる。ダフト・パンクは2008年のバルティモアと、2014年のグラミー賞授賞式において一夜限りのパフォーマンスを行っているが、フル・ツアーは2007年が最後となっている。
レディット・ユーザーによれば、ロラパルーザのサイトにダフト・パンクのタグのページが設置されており、サイトの履歴を遡ると、2007年以前ではなく、このタグは今年に入ってから作られたものだと見られているという。この事実を受けて、来年のフェスティバルにブッキングされているのではないかという噂が駆け巡ることとなっていた。
トーマ・バンガルテルは2002年に耳鳴りの症状に悩まされており、それに伴う難聴のためDJを断念したと言われている。これが原因で、2007年のツアー後ライヴが行われてないとも考えられている。彼の友人であるオード・メイクルが語ったところによると、トーマ・バンガルテルは耳の調子が回復して、十分に聴こえるくらいになっており、それが彼のキャリアに影響を及ぼすことはないとしている。
ダフト・パンクの目下の最新作は、2013年の『ランダム・アクセス・メモリーズ』となっている。また、ダフト・パンクはザ・ウィークエンドのニュー・シングル“Starboy”にフィーチャリングで参加している。
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