アコーディオン奏者として呼び声の高いバックウィート・ザディコが亡くなった。享年68歳だった。
バックウィート・ザディコはここ数年健康問題を抱えており、現地時間9月24日に肺ガンとの闘病のすえ亡くなった。彼のマネージャーであるテッド・フォックスが声明を発表している。
「深い悲しみと共に、我々の偉大な、愛すべきリーダーであるスタンリー・“バックウィート”・デュラル・ジュニアが亡くなったことをお伝えしなければなりません。ルイジアナ州の時間で午前1時32分に亡くなりましたが、最後まで彼はミュージシャンを真っ当しました」とテッド・フォックスはフェイスブックに綴っている。
「30年以上の親友にして仕事仲間を失ったことで悲しみに暮れています」と彼は続けている。「しかし、この偉大なる旅多き同僚はかつてこのように言っていたのです。『人生は旅だ。そして、それはどこへ向かうかをどうやって決めるかに尽きるんだ。人生における悪いことも無視したくはない。でも、よかったことに重きを置きたいんだ』バックウィート・ザディコは彼の接したすべての人々とすべての物事を、よりよく、幸せにしたのです。わたしの親友にして兄弟よ、安らかに」
本名をスタンリー・デュラル・ジュニアというバックウィート・ザディコは、自身のバンド、バックウィート・ザディコ&イル・ソン・パティー・バンド名義で活動を行い、絶賛を獲得することになった1988年の北米ツアーでは初日にエリック・クラプトンをゲストに招いている。この前年にはメジャー・レーベルのアイランド・レコーズと初めて契約し、『オン・ア・ナイト・ライク・ディス』をリリースしている。
バックウィート・ザディコはキャリアを通して25枚のアルバムをリリースしており、キース・リチャーズやポール・サイモン、U2などとコラボレーションを行っている。
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