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ザ・ジャムはチャリティーの資金を募るため、バンドの展覧会で展示した品々をすべてオークションに掛けている。

10月5日までリバプールのキューナード・ビルディングで開催されている展覧会「ザ・ジャム:アバウト・ザ・ヤング・アイディア」で展示されている楽器や古いステージ衣装をザ・ジャムの3人は寄付することにしている。800点を超える品々がオークションにかけられる予定で、オークション・ハウスのアダム・パートリッジ・オークショナーズによれば、30万ポンド(約3900万円)の売上が見込まれているという。

オークションに掛けられる品々には、リック・バックラーの「グレート・ホワイト」ドラム・キットが20ポンド(約2600円)から30000ポンド(約390万円)の価格帯で出品されるほか、ポール・ウェラーのギターやブルース・フォクストンのベースも出品される。ポール・ウェラーのピン・ストライプのスーツを初めとしたステージ衣装も出品されるという。

オークションは10月7日・8日両日、午前10時に始まり、1982年に行われたファイナル・ツアーのウェンブリー・アリーナのライヴで着用されたガウンや、世界中から集められたバンドのシングルやアルバムのアセテート製テスト盤なども出品される。

世界各国の原盤からプレスされたレコードにはペルーで発売されたシングルもあり、このレコードは翻訳のミスでバンド名が「ザ・ハム」となっている。

「ザ・ジャム:アバウト・ザ・ヤング・アイディア」は2015年にロンドンのサマーセット・ハウスで開催され、この時は、ポール・ウェラーとブルース・フォクストンが6月に記者会見に出席している。最近になってブルース・フォクストンは『クラシック・ポップ』誌に、この会見にはリック・バックラーも招かれていたこと、34年前のバンドの解散以来、初めて3人が再び結集するのを見られたかもしれなかったことを明かしている。

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