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U2は今年初めてとなるパフォーマンスでドナルド・トランプの発言をサンプリングしている。

バンドは9月23日にラスベガスのアイハートレディオ・フェスティバルでパフォーマンスを行っており、昨年12月に締めくくられた2015年のワールド・ツアー以来のパフォーマンスとなっている。

U2はアメリカ大統領選挙についてこれまでも発言しており、フロントマンのボノは「アメリカが招く最悪のシナリオになる可能性がある」と語っていた。

9月23日のパフォーマンスで1988年発表の『魂の叫び』収録の“Desire”を演奏した際、ドナルド・トランプの声をサンプリングし、彼の映像を映し出している。ボノはドナルド・トランプによる「何を失わなければならないか?」という問いに「すべてだ」と答えている。

観客が撮影したその時の模様はこちらから。

バンドがオフィシャルで公開した映像はこちらから。

U2は先日、2017年にニュー・アルバムをリリースして、ツアーに舞い戻ることを認めたと報じられている。

U2は2014年発表の『ソングス・オブ・イノセンス』に続く新作に昨年を通して取り組んでおり、ギターのジ・エッジは『ソングス・オブ・エクスペリエンス』と題される予定のアルバムに50曲以上を用意していることを明かしている。

スペインのファン・サイトは先日ヴァレンシアでバンドと会話を持ち、新作について「まだ完成してないんだけど、きっと気に入ると思うよ。詞に関しては『WAR(闘)』よりも強いものなんだ。より明解さを持ってるんだよ」と語ったと報じている。

「ツアーのセカンド・パートは2017年になるだろうね」とボノは続けている。「9月か、10月にはいくつかのことが明らかになると思うよ」

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