ザラ・ラーソンが所属レーベルの重役の決定に抗った経験について語っている。
現在18歳のザラ・ラーソンだが、故郷スウェーデンでは初のチャート1位を3年前の15歳の時に記録している。
彼女は『NME』の最新インタヴューの中で次のように振り返っている。「私が活動を始めたのは15歳の時だった。レーベルの重役は基本的に中年の男性で、ベテランの人たちだったわ。だから、私はまだ15歳だったこともあって『ノー』と言うことが怖かったの。でも、時が経って自分の自尊心が磨かれて『ノー』と言えるようになったの。これって私たちにできる最も重要なことだと思うの」
『NME』の表紙を飾った今回のインタヴューの中で、今年の初めにUKチャートでトップ3入りを果たした“Lush Life”やニュー・シングル“Ain’t My Fault”といった楽曲のインスピレーションについても彼女は話している。
「自分のことについては……自分でもよく分からないの」と彼女は認めている。「だから、『これこそが私よ、これが私という人間なの』みたいなことは歌いたくないのよ。だって、『あなた自身のことについて教えて』なんて質問されたら、あなたは何が言いたいわけってならない?『そうね。私はとても幸運な女の子よ。でも、同時に惨めでもあるの』なんて答えるでしょうね。人間ってとても複雑なわけだから」
「大抵は、みんなが共感できる感情についての曲を単に私は書いているの」と彼女は続けている。「というのは、そうね、私は私自身が誰なのかも分からないし、これが永遠に私の音楽であるわけでもないわけだから……私も人間で、だからこそ常に前を向いて成長できればと思うの」
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