ザ・1975のフロントマン、マット・ヒーリーがロックンロールの変貌について言及し、インターネットがロック・スターの振る舞い方を変えたと語っている。
バンドは12月16日にロンドンのO2アリーナで大規模な公演を行うことを発表しており、その売れ行きから12月15日の追加公演も決定している。
米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、ジーン・シモンズのロックは死んだという発言について尋ねられたマット・ヒーリーは、「ロック・スターがあらゆる自己認識をせずにいられる時代は終わったんだ」と答えている。
そして、彼はこう続けている。「何もかもから逃れられて、それが美化される時代は終わったんだ。インターネットのおかげで、皆が他人の正体を知っているんだよ。外へ出てジム・モリソンみたいにクレイジーなことをできるかね? 世界はそれを許さないだろうから、謙虚さと自己認識、そして俺の場合は、多少の居心地の悪さを兼ね備えている必要があるんだ」
さらに、彼はソロで音楽をリリースする予定はないことも明かしている。「そういうことは、創造性のはけ口をもう1つ欲しがっている人がやるものだ」と述べて、「つまり、メンバーは俺の道を妨げるような奴らじゃないってことさ。俺はザ・1975で違ったサウンドのレコードを作ればいいだけだよ」と続けている。
また、マット・ヒーリーは上半身裸でパフォーマンスをすることが好きな理由を説明し、「実用的」だと述べている。「ライヴ中はすごく暑くなるし、ツアー・バス生活で服が全部汗まみれになっちまうのは避けたいからね。でも、俺たちが世界進出をしてからはショウの後には服をドライクリーニングに出せるようになったけどね」と語っている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.