メジャー・レイザーとしての活動でも知られるディプロが、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグと新たな楽曲で作業を行っていることが明らかになっている。
ディプロは、米『ローリング・ストーン』誌に対して、このことを明かしており、次のように語っている。「エズラ・クーニグとはたくさんの曲を書いたんだ。いくつかは本当にカッコよくて、みんなに聴いてもらえるのを願ってるよ」
さらにこう続けている。「俺たちは他のアーティストのためにも数曲書いたんだ。夏の終わりにはすごいヒットになっているかもしれないよ」と語ったうえで「そのうちの一つはヴァンパイア・ウィークエンドのアイディアで始まったんだ」としている。
エズラとの作業について、ディプロは「彼はいわゆる昔ながらのロック・ミュージシャンじゃないんだよ。俺と一緒だよ。いろんな影響やスタイルがごちゃまぜになってるんだよ」と語っている。
また、ディプロは将来ハイムとも一緒にやってみたいと思っていることも明かしている。
「(プロデューサーの)アリエル・リヒトシェイドとは一緒にスタジオを持っているんだ。だから、毎日ハイムにしつこく自分のビートを聴かせてるんだけど、まだ彼女たちが気に入ってくれるようなものを作れてないんだ」
一方、エズラ・クーニグはヴァンパイア・ウィークエンドの新作について「次のアルバムの作業を始めるために準備を整えているところ」なんだと語っている。
ヴァンパイア・ウィークエンドは2013年にサード・アルバム『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』をリリースしている。以降はバンド・メンバーは、グループ以外のコラボレーションのプロジェクトを追求しており、なかでもエズラ・クーニグはカレンOやメジャー・レイザーとのコラボレーションで最も知られている。
先日のインタヴューでエズラは、ヴァンパイア・ウィークエンドの通算4作目となるアルバムはリリースされるものの、時期についてはまだ分からないという。「今は次のアルバムの作業を始めるために準備を整えているところなんだ。毎日、作業にとりかかるとか、そんな段階ではないんだよね。もちろん、話し合いはしてて……ある意味、取りかかっていると言えるかもしれないよね」
また、エズラは前作に合わなかった昔の音源が次のアルバムで使われる可能性を示唆している。「あまってる曲があるんだ。それを使わないでおこうとは思っていなくて、前作にあまりにも合わなかった曲について、次のアルバムで取り組むのはワクワクしているんだ」
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