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ニール・ヤングはダコタ・アクセス・パイプライン建設をめぐる抗議活動の映像を盛り込んだ新曲“Indian Givers”のミュージック・ビデオを公開している。

ビデオでは楽曲を口ずさみながら車を運転するニール・ヤングの映像も使用されており、歌詞には「There’s a battle raging on the sacred land/Our brothers and sisters have to take a stand/Against us now for what we all been doing/On the sacred land there’s a battle brewing(聖なる土地で闘いが巻き起こっている/僕らの兄弟や姉妹は立ち上がらなければならなかった/僕らがやってきていることに対して声を上げてるんだ/聖なる土地で闘いが起きようとしている」といった一節が含まれている。

今年、ニール・ヤングはライヴ・アルバム『アース』をリリースしており、本作は自然界の音を取り込みながら、ニール・ヤングのこれまでの楽曲のライヴ音源に新たなオーバーダビングやミックスを施したものとなっている。

“Indian Givers”のミュージック・ビデオはこちらから。

ダコタ・アクセス・パイプラインはノース・ダコタ州とイリノイ州にわたって1800kmを結ぶパイプラインで、地元先住民のスタンディングロック・スー族の居住区から40km離れたところでミズーリ川を横切る予定だったが、建設費用の問題のために居住区から1kmのところをパイプラインが通る計画に変更されており、先住民が抗議活動を行っていた。

9月9日に陸軍と司法省、内務省は共同で声明を発表しており、環境への影響について13ヶ月間にわたって調査を行い、その調査結果が出るまでは建設を一時中止とする決定を下している。

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