レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストであるジョシュ・クリングホッファーが、スウェーデンのラジオ局「パイレーツ・ロック 95.4」のインタヴューで、バンドの元ギタリストのジョン・フルシアンテについて語っている。
ジョシュ・クリングホッファーはジョン・フルシアンテ在籍中からライヴでのサポート・ギタリストとしてバンドに参加していたが2009年にジョン・フルシアンテが脱退したのを受けて、正式にレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入している。
ジョシュ・クリングホッファーはジョン・フルシアンテについて次のように語っている。「ジョン・フルシアンテはいつだって僕の大好きなギタリストの1人なんだ。でも、彼のポジションで僕が同じバンドでプレイしてるってのは、ちょっと奇妙な感じもするんだよね」
さらに、ジョシュ・クリングホッファーは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリストを務めることの難しさについても言及している。「ジョンは自宅で1人で音楽をやってるんだよね。だから、ジョンとはこの数年一度も話してないんだ。お互い離れていたいと思うようになってからはね。僕がバンドに加入する場合にはステージに出ていって、長年僕のそばにいた人が書いた曲を演奏して、それを自分なりのものにしなきゃいけない。ジョンも同じで、バンドから離れていたいと思ったんだろうね。もし僕とジョンがいつも話してたりしたら、ジョンにとってバンドと距離を置くのが難しくなるだろうしね」
さらに彼は次のように続けている。「いつか僕らは話をすることがあるとは思ってるし、僕は昔と変わらずジョンが好きだけど、僕たち2人にとっては、お互いにやってることに関わる必要はないと思ってるんだ。僕じゃなくてジョンがバンドにいて欲しいと思ってる人がたくさんいるってのは知ってるけど、それを受け入れるつもりはないわけでさ。それなのに、もし毎晩ジョンと話してたら、そんなのおかしいだろ?」
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは先日、最新作『ザ・ゲッタウェイ』より“Go Robot”のミュージック・ビデオを公開している。
ビデオはトータ・リーが監督したもので、映画『サタデー・ナイト・フィーヴァー』にインスピレーションを受けたものとなっていて、プレス・リリースによれば映画と同じ場所で撮影されたという。
ビデオにはフロントマンのアンソニー・キーディスが全身白塗りで出演しているほか、ピザを買って、ディスコを訪れるというものとなっている。
“Go Robot”のミュージック・ビデオはこちらから。
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