ザ・ビートルズの存命中のメンバーであるポール・マッカートニーとリンゴ・スターは、バンドの新作ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』をまだ観ていないことを明かしている。
『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』などで知られるロン・ハワード監督によって制作された本作は、ザ・ビートルズが世界ツアーを行っていた数年間を追ったものとなっている。
しかし、ロン・ハワード監督と共にポール・マッカートニーとリンゴ・スターが出演したフェイスブック動画のなかで、最初にこの映画を観るのは現地時間9月15日にロンドンで開催される映画のプレミアになることを明かしている。
ポール・マッカートニーは次のように語っている。「僕たちはまだ映画を観てないから、ご想像通り、明日の夜の上映が楽しみなんだ。ファンが提供してくれた新しい映像があることも知ってるし、ものすごくワクワクするね」
ザ・ビートルズは1966年にツアー活動をやめ、スタジオでの制作だけに集中することになっている。メンバーは当時の彼らが使用していた機材ではちゃんとライヴ演奏を聴くことができないことにフラストレーションを抱いていたという。
ポール・マッカートニーはさらにこう語っている。「実際に映画を通して、僕たちは自分たちのコンサートを初めて聴くことになるんだ。活動していた頃は、自分たちの音楽を聴けなかったからね。そこら中でファンの悲鳴も上がってたしね」
この映画はザ・ビートルズの最後のコンサートとなったロサンゼルスのキャンドルスティック・パークまでの歳月を取り上げたもので、ロン・ハワード監督はツアー期以後のザ・ビートルズに関する新たな映画の制作にも興味を持っていることを明かしている。
この映画に合わせて、ザ・ビートルズは今週、新作ライヴ・アルバムである『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』をリリースしており、このアルバムは近日発表されるUKチャートのトップ5にランクインするとみられている。
映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』のトレイラーはこちらから。
映画の詳細は以下の通り。
『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』
出演:ザ・ビートルズ 監督:ロン・ハワード
プロデューサー:ナイジェル・シンクレア、スコット・パスクッチ、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード
エグゼクティブプロデューサー:ジェフ・ジョーンズ、ジョナサン・クライド、マイケル・ローゼンバーグ、ガイ・イースト、ニコラス・フェラル、
マーク・モンロー、ポール・クラウダー
2016年/イギリス/英語/カラー/配給:KADOKAWA 提供:KADOKAWA、テレビ東京
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社 後援:ブリティッシュ・カウンシル
更なる映画の詳細は以下のサイトで御確認ください。
http://thebeatles-eightdaysaweek.jp/
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