DEAN CHALKLEY/NME

Photo: DEAN CHALKLEY/NME

来月10月にソロとしては16年ぶりとなる来日公演を行うリチャード・アシュクロフトだが、最新のインタヴューでリアム・ギャラガーのソロ活動について自身の考えを述べている。

先日、リアム・ギャラガーはソロ・アーティストとしてメジャーのワーナー・ブラザースと契約したことを明らかにしており、初となるソロ・アルバムについては2017年のリリースが予定されている。ソロ契約についてリアム・ギャラガーは次のように語っている。「力強いワーナー・ブラザースと契約できたことに、すごく興奮してるよ。ものすごくスウィートなサウンドを生み出せるのを楽しみにしてるよ。信念を持ち続けてくれ!」

「NME Japan」のインタヴューに答えたリチャード・アシュクロフトは、ソロ・アーティストの先輩としてリアム・ギャラガーにアドバイスはあるかと訊かれて、次のように答えている。「リアムはアドバイスなんていらないと思う。彼は業界のことも良くわかってるし、アドバイスは必要ないよ。彼はいつもの彼として、本当にやりたいことをやるんじゃないかな。それっていいことだと思う。自分に正直になって活動するんだ」

さらに次のように続けている。「リアムが何かやってくれる時はエキサイティングだろ。ツイッターのコメントにしてもさ。大物のスポーツ選手みたいに大企業に編集されたコメントじゃない。PR会社に出しちゃいけないことを指示されてから出したものなんかじゃないんだ。わかるだろ? ジョン・レノンみたいなスターを、もっとみんな欲してるんじゃないかな」

自身のソロ活動については次のように語っている。「ミック・ジャガーもソロとして確立しようとしたが、そうできなかったわけでさ。俺がそれを成し得た初めてのアーティストとして、ソロとして自分の名前を確立して、俺だけのものを作りたいんだ。自分がいたバンドよりも大きくなりたい。それは一夜にして手に入られるものじゃない。曲の持つ力、俺のキャラクター、俺のライヴ・パフォーマンス、他にも要素はいろいろと関係してくる。タイミングだってある。今のタイミングは完璧だよ。大物アーティストが人工的になって非現実的になればなるほど、人は実際にパフォーマンスされているもの、リアルなものを欲するようになる。ファンとしては、毎日一生懸命に働いて、生活費も支払って、あの有名な曲を聴きたい、一緒に歌いたいと思うわけでさ。もっとギリギリのところにあるものを観たいんだ。だからニルヴァーナはみんなに愛されていた。ニルヴァーナのようなバンドと比べたら、他のギター・バンドがわざとらしくて退屈なものに見えたわけでね。そういうことなんだよ」

このインタヴューの全編については後日公開を予定しています。

来月の来日公演の詳細は以下の通り。

NME JAPAN presents リチャード・アシュクロフト ジャパン・ツアー2016

大阪
10月4日(火) ZEPP NAMBA
OPEN 18:00/START 19:00
TICKET:1Fスタンディング¥8,500、2F指定席¥9,500(税込・1ドリンク代別)

東京
10月6日(木) ZEPP TOKYO
OPEN 18:00/START 19:00
TICKET:1Fスタンディング¥8,500(税込・1ドリンク代別)、2F指定席¥9,500(※SOLD OUT)

10月7日(金) ZEPP TOKYO
OPEN 18:00/START 19:00
TICKET:1Fスタンディング¥8,500(税込・1ドリンク代別)、2F指定席¥9,500(※SOLD OUT)

公演の公式サイトはこちらから。

http://ashcroft-japantour.com

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