デヴィッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズは、先週開催されたネヴァダ州のバーニング・マンで、父親の遺灰が撒かれたという事実はないと発表している。
エンタテインメント系メディア「E!」が、アメリカの砂漠で1週間にわたって開催される同イベントに参加したデヴィッド・ボウイを後見人とする人物が、妻のイマンの許可を受けてイベントで自身の分の遺灰を撒いたと話したと伝えたことを受けて、様々なメディアがこのニュースを伝えている。
デヴィッド・ボウイの財産管理財団のスポークスマンは、『インディペンデント』紙に対しこの話に真実はないと断言し、これらの報道を否定している。そして今度はダンカン・ジョーンズが2つのツイートでこの話題について言及し、同様に否定している。
「あのバーニング・マンのこと? 人々が注意を惹くためにやること&言うことに、本当にいつも驚かされるよ。事実じゃないんだ。それにたちの悪いやつだったね」と、ダンカン・ジョーンズはツイートし、次のように続けている。「本当に父が知らない人たちの前で散骨して欲しいなんて望んだのだとしたら、それはバトリンズ・リゾート・スケッグネス(イギリスの家族向けリゾート施設)だろうって、みんな知ってるだろ」
実際のツイートは以下の通り。
That Burning Man thing? What people will do & say for attention never ceases to amaze me. Not true. Kind of a gross claim as well. *sigh*
— Duncan Jones (@ManMadeMoon) September 12, 2016
…We all know if dad DID want his ashes scattered in front of strangers, it would be at the Skegness Butlins. ;) pic.twitter.com/0Oh1g9tGke
— Duncan Jones (@ManMadeMoon) September 12, 2016
デヴィッド・ボウイは肝臓ガンとの闘病生活を経て、1月10日に亡くなっている。享年69歳だった。亡くなる2日前に大きな評価を受けることになった『★(ブラックスター)』をリリースしている。
また現地時間12日、デヴィッド・ボウイが手掛けたミュージカル『ラザルス』の曲を収録し、最後のレコーディング曲をフィーチャーしたニュー・アルバムがリリースされることが発表されている。2枚組CD/3枚組LPの『ラザルス』は、10月21日にISOレコード/RCAレコードから発売される。
デヴィッド・ボウイが生前最後にスタジオ・レコーディングした3曲(“No Plan”、“Killing a Little Time”、“When I Met You”)に加え、アルバム『★(ブラックスター)』に収録された“Lazarus”も収録される。さらに、オリジナル・キャストとバンドによる、劇中で歌われているデヴィッド・ボウイの楽曲 “Life On Mars?”や“Lazarus”も収録される予定になっている。
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