報道によれば、デヴィッド・ボウイの遺灰が毎年開催されているフェスティバル、バーニング・マンで撒かれたという。
エンタテインメント系メディア「E!」によれば、 デヴィッド・ボウイを後見人とする人物が妻のイマンの許可を受けて、ネヴァダ州の砂漠で1週間にわたって開催されているバーニング・マンで、自身の分の遺灰を撒いたとしている。
「E!」は情報筋の一人がデヴィッド・ボウイとこの人物は「バーニング・マンとその趣旨について長い間、話をし、デヴィッド・ボウイはフェスティバルのメッセージを気に入っていた」と報じている。
デヴィッド・ボウイはバーニング・マンの現地に作られた寺院で70人の人々によって追悼の式典が行われたという。この寺院は自らが慕う人々のために立ち上げられたもので、フェスティバルの最後にはすべて焼かれるものだという。
目撃者は「E!」に次のように語っている。「キャンプから寺院までずっとデヴィッド・ボウイの音楽をかけてたの。わたしたちのほとんどはデヴィッド・ボウイに捧げるフェイス・ペイントをしていたわ」
デヴィッド・ボウイは肝臓ガンとの闘病生活を経て、1月10日に亡くなっている。享年69歳だった。亡くなる2日前に大きな評価を受けることになった『★(ブラックスター)』をリリースしている。
先週、『★(ブラックスター)』のレコーディングに参加したバンドは、デヴィッド・ボウイの1977年発表のアルバム『ロウ』に収録されている“Warszawa”の全編インストゥルメンタルのカヴァーを公開している。この楽曲はサキソフォ二ストのドニー・マッキャスリンのアルバムに収録されるという。
ドニー・マッキャスリンのアルバムには『★(ブラックスター)』のレコーディングに参加した主要メンバーであるベーシストのティム・ルフェーヴル、ドラマーのマーク・ジュリアナ、キーボーディストのジェイソン・リンドナー、ギタリストのネイト・ウッド、プロデューサーのデヴィッド・ビニーが参加しており、アルバム・タイトルは『ビヨンド・ナウ』というものになっている。
米『ローリング・ストーン』誌にドニー・マッキャスリンはアルバムはデヴィッド・ボウイに捧げられたもので、深く影響を受けていると語っている。「デヴィッドは『★(ブラックスター)』がどうカテゴライズされようと、そのままの作品にしてくれたんだ」
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