ギャング・オブ・フォーのアンディー・ギルは、フランク・オーシャンがバンドの楽曲“Love Like Anthrax”からのループを彼の最新アルバム『ブロンド』でサンプリングしていることについて語っている。
フランク・オーシャンは“Futura Free”でこのループのサンプリングを使用しており、アンディー・ギルはフランク・オーシャン側が、リリース前にサンプルの認可を求めてバンドに接触したことに驚いたことを明かしている。
「ブルックリン・ヴィーガン」に対してアンディー・ギルが語ったところによると、フランク・オーシャンのマネージメントは昨年11月に彼に連絡を取ってきたとのことで、フランク・オーシャンが“Anthrax”のループを使用した曲を制作中で、その使用の許可を得られるか尋ねてきたという。
「俺が最初に思ったのは、そんなに率直で素直なのは、かなり珍しいってことなんだ」と彼は説明している。「ほとんどのバンドはただギャング・オブ・フォーのアイディアを取り入れて、それにちょっと尾ひれをつけることで自分たち独自のものだって言うわけだからね!」
彼は続けて、バンドがツアーバスで移動している際に、彼のマネージャーであるウェンディが携帯で“Futura Free”を流したことを説明している。アンディー・ギルは「ウェスト・コーストのどこかにいた」と語っており、そのような環境で楽曲を聴くのは「ちょっとシュール」で、「あまりちゃんと聴くことができなかった」としている。
「でも、俺はオーシャンはすごいと思うし、彼がギャング・オブ・フォーの大ファンだっていうのは知ってたんだ」
アルバムがどれだけ素晴らしいものになるのか気づいたかどうかについてアンディー・ギルは次のように答えている。「そりゃあフランク・オーシャンだからね、アルバムは明らかにものすごいものになると思ったよ」
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