アビイ・ロード・スタジオのエンジニアであるマット・ミスコは、フランク・オーシャンの『ブロンド』と『エンドレス』のレコーディング・セッションを行った際の、自身の役割について語っている。
フランク・オーシャンは8月20日にファースト・アルバム『チャンネル・オレンジ』以来、4年以上ぶりとなるセカンド・スタジオ・アルバム『ブロンド』をついにリリースしている。『ブロンド』のリリース数日前に、フランク・オーシャンはアップル・ミュージック独占ストリーミングでヴィジュアル・アルバム『エンドレス』をリリースしている。
『NME』が独占入手した声明のなかでマット・ミスコはアビイ・ロード・スタジオでのフランク・オーシャンとの作業について語っている。彼は以前に「これが世に出たのは嬉しいね。フランク、僕の名前をクレジットに入れてくれて本当にありがとう」とツイートしていた。
Great to see this on the shelves. Big thanks to Frank for the credit mention https://t.co/AHuMyH3XZX
— Matt Mysko (@mattmysko) August 23, 2016
「フランクと作業している時は、まったく新しい世界を探す旅に出かけたかのような気持ちになったね」とマット・ミスコは述べている。「彼が選んだ道のりは直線的とはとても言えないものだったから、僕らは想像できないほどの冒険をしたんだ。どんなルールも適用されなかったし、結果的にまったく関係のないようなことを試したりしたんだ。でも、なぜか最終的には、彼が辿り着いた場所は僕らがいるこの世界にとても似ていたんだ。とても懐かしく思うし、様々な美しいものを含んでいる場所なんだけど、いまだかつて誰にも見られたことも体験されたこともない不思議な物だらけなんだ」
フランク・オーシャンの共作者の一人であるキーボーディストのバディー・ロスもフランク・オーシャンの作品を取り巻く非常にミステリアスな部分について発言している。
報道によると、フランク・オーシャンは『ブロンド』だけで100万ドル(約1億円)以上の売上を記録しており、同アルバムはリリースと共に全米、全英の両アルバム・チャートの第1位に躍り出ている。
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