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ピンク・フロイドの大規模な展覧会が、来年ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催されることが発表されている。

「ザ・ピンク・フロイド・エキシビション:ゼア・モータル・リメインズ」と題されたこの展覧会については「ピンク・フロイドの途方もない世界をめぐる、実体験のような多感覚を刺激するシアトリカルな旅」になると謳っている。

「未発表となっていた過去のピンク・フロイドのライヴ映像と独自にデザインされたレーザー・ショウ」が盛り込まれるとしており、サウス・ケンジントンにあるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で2017年の5月13日から10月1日まで開催されるという。

ピンク・フロイドの現存するメンバーは展覧会をまとめるのに協力したと考えられており、楽器や音楽機器、オリジナルのデザイン、建造物のイラスト、手書きの歌詞、サイケデリックなポスターなど、350を超える品々が展示されるという。また、展覧会ではこれまで公開されてこなかったステージ・セットやセット部品なども展示される。

この展覧会については本日8月31日に開催が発表されており、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のディレクターであるマーティン・ロスは、ピンク・フロイドについて「クリエイティヴ面で成功を収めたイギリスでも屈指の永続的なデザインの物語」であると賛辞を送っている。

「途方もない音楽を制作してきたのと共に、50年以上にわたって音楽と映像の融合という点で彼らは先駆者であり続けてきました。60年代の初期には実験的な照明によるライヴを行ったのをはじめ、壮大なスタジアムでのロック・コンサートもそうですし、常に象徴的なアルバム・ジャケットもそれを表しています」とマーティン・ロスはプレス・リリースで述べている。「この展覧会はパフォーマンスやデザイン、音源制作の歴史を通して、その事実を示すものであり、ピンク・フロイド自身が所有するアーカイヴからの品々と、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館による類を見ない建築物やデザイン、グラフィック、文学のコレクションを組み合わせて展示します」

チケットはウィークデイが20ポンド(約2700円)、週末が24ポンド(約3400円)となっており、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のサイトで販売が開始されている。

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