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セレーナ・ゴメスは、自身の持病から来る不安症やパニック障害、鬱を理由に、一時的に音楽活動を休止することを明らかにしている。

セレーナ・ゴメスは以前、自己免疫疾患の1種であるループス(全身性エリテマトーデス)と診断されており、化学療法の最中であることを明らかにしている。この病気は免疫システムに影響を及ぼし、極度に活性化させることで組織に損傷をもたらすことが分かっている。

昨年リリースしたアルバム『ザ・リヴァイヴァル』のワールド・ツアーは12月にメキシコのグアダラハラで最終公演を迎える予定であったが、セレーナ・ゴメスは米『ピープル』誌を通じて音楽活動をしばらく休止すると発表している。

「多くの方がご存知の通り、約1年ほど前、私はループスを患っていることを公表しました。この病気が人に与える影響は様々です。私はループスによって自身に不安症、パニック障害、鬱が引き起こされていることに気付きました。いずれも大変な症状です」

「私はこの先を見越して、自分自身の健康と幸せを維持することに集中したいと思い、その最善の方法はしばらくお休みを取ることだと決意しました。ファンの皆さんの協力に感謝しています。あなた方は私にとって特別な存在です。しかし、最高の自分であるために、すべてに全力を尽くしていくことを確実にするために、自身の病気に真正面から向き合う必要があるのです。このことを皆さんと共有することで、私は一人ではないと気付きました。他の皆さんも、それぞれ自分の問題に取り組めるように勇気付けられたならと思います」

今回の活動休止によって今後のライヴがキャンセルされるかどうかは未だ明らかにされていない。

2013年にツアーをキャンセルした際も、彼女の健康問題については様々な憶測を呼ぶことになったが、その後、米『ビルボード』誌に次のように語っている。「私はループスだと診断を受けて、化学療法を受けている最中なの。キャンセルしたのはそういうことがあったからなの。突然の発作も起こりうる状況だったのよ」

彼女は次のように続けている。「『あなたたちは何も知らないだろうけど、私は化学療法を受けているのよ。本当に呆れちゃう』ってすごく言いたかったわ。でも、自信と体調を取り戻すまでは自分自身を抑えこんでいたの」

セレーナ・ゴメスは米トーク番組『トゥデイ』の中でこう語っている。「正直に言うと、病気について話すのは自分自身でもまだ不快な気持ちになるわ。でも、私の思いはファンに届くと思うし、一対一で向き合ったらみんなのことも理解できると思うの。そうすれば、みんなも同じように接してくれると思うわ。私はネガティヴなものをポジティヴなものに変えたいだけなのよ」

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