ラーズ・ウルリッヒの願い通りにいくとすれば、メタリカが近々消滅してしまうということはなさそうだという。
ドラマーのラーズ・ウルリッヒは、世界ツアーを前に、近い将来バンドが活動を止めてしまうことはないと語っている。
「気持ちとしては、あと100年できると思っている」と米『ローリング・ストーン』誌に彼は語っている。「肉体的なことだけは、分からないからね。もし俺たちの腕や脚や膝や肩、喉、そういった全部がさ、背中とか首とかも全部ね、健全でいられたとしたら、もっとずっと長い時間これを続けない理由はないだろ」
1981年に結成したメタリカの4人のメンバーは、現在全員50代前半を迎えている。
さらにラーズ・ウルリッヒは、発売が予定されている通算10枚目のスタジオ・アルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』が、バンドの最後のアルバムではないと続けている。
「俺は、俺たちが倒れる日までレコードを作り続けていたいと思っているよ」と彼は語っている。「それが確実に、自分をインスパイアして、まだゲームに参加していると感じさせてくれる方法だからね。異なる感じ方をしている仲間のことも、もちろん尊重するけど、でも、俺たちにはまだ言うことがあると思えることは、生きているって感じることや自信をもつこと、自分に満足するという点でとても大切なことなんだ」
メタリカは先週、アルバムのトレイラー映像のなかでニュー・アルバムから新曲“Moth Into Flame”の一部を公開している。
『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』は『デス・マグネティック』以来8年ぶりの新作となっている。これは、2011年にルー・リードとアルバム『ルル』を共作したことを除けば、バンドの歴史においてスタジオ・アルバムの間隔としては最長となっている。
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