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ジョン・レノン殺害で有罪判決を受けているマーク・チャップマンの仮釈放がまたも却下されたことが明らかになっている。

マーク・チャップマンの仮釈放が却下されるのはこれで9度目のことで、『ニューヨーク・デイリー・タイムズ』紙が報じている。

同紙によれば、3人による審査会が詳細は明かされていない理由をもとに仮釈放を却下したという。マーク・チャップマンが再び仮釈放を申請できるのは2年後となる。今回の決定にあたって、仮釈放を後押しする手紙が5通届いたとのことで、審査会はそれを受け取ったという。一方、オノ・ヨーコも仮釈放に反対する手紙を寄せたと『ニューヨーク・デイリー・タイムズ』紙は報じている。

2014年に行われた聴聞会でマーク・チャップマンはキリストを発見したと主張しており、ジョン・レノンの殺害については「馬鹿」だったと語っている。また、マーク・チャップマンは「混乱していた」として、「当時、多くの関心を必要としていたために、彼に八つ当たりしてしまったんだ」と語ったという。

マーク・チャップマンは1980年12月8日にニューヨークのダコタ・ハウスの外で、オノ・ヨーコと共にレコーディング・スタジオから帰ってきたジョン・レノンを殺害している。ジョン・レノンはルーズヴェルト病院に運ばれたが、到着時には亡くなっていたと報じられている。

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