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ブルース・スプリングスティーンは現地時間8月23日、アメリカでの自身最長となるライヴを行っている。

ライヴの時間が長いことで知られるブルース・スプリングスティーンだが、8月23日にニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行った凱旋ライヴでは3時間52分に及ぶパフォーマンスを披露している。

ブルース・スプリングスティーンのファンサイト「バックストリーツ」によれば、これは彼が44年のキャリアで行ったアメリカでのライヴの中で最長だという。キャリアを通じての最長は、2012年7月にフィンランドのヘルシンキ・オリンピックスタジアムで行った4時間6分のライヴが最長となっている。

この日の公演は、イギリスやアイルランドを含むヨーロッパを回ってきた夏のツアーではアメリカ公演の初日となっている。アメリカでのツアーは9月14日に最終日を迎える。

ブルース・スプリングスティーンは、今回のツアーに際してのニュー・アルバムをリリースしていないが、9月23日にはコンピレーション・アルバム『チャプター・アンド・ヴァース』のリリースを予定している。これは4日後の9月27日に世界同時発売される自伝『ボーン・トゥー・ラン ブルース・スプリングスティーン自伝』の刊行に合わせたリリースとなっている。

アルバムは自伝のテーマに合わせてブルース・スプリングスティーン自ら選曲したもので、未発表曲5曲が収録されている。自伝はファースト・アルバム『アズベリー・パークからの挨拶』をリリースする7年前の1966年から幕を開け、2012年にリリースされた最新スタジオ・アルバムである『レッキング・ボール』で幕を閉じるという。

ブルース・スプリングスティーンは先日、自伝より序文のテキストを公開しており、まだ未契約で努力していた頃について綴っている。

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