ザ・ラスト・シャドウ・パペッツのツアークルーに対して、サポート・バンドのヤークがベルリンでの公演後にツイッターで怒りをぶちまけ、「最低」と罵っている。
ヤークは、8月23日の夜、ベルリンにある収容人数3,500人の劇場、コロンビアホールでの、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツの公演のサポート・アクトを務めている。公演では、アレックス・ターナーの父であるデイヴィッド・ターナーがステージでサクソフォンを披露する様子を、アレックスの母・ペニーが見守る一幕もあったという。
ヤークの公式ツイッターに投稿され、現在は削除されている2つのツイートの中で、バンドは以下のように述べている。「ザ・ラスト・シャドウ・パペッツのクルーは俺らに対してクソみたいなやつらだったぜ。ツアー中に1度もサウンドチェックさせてくれないんだ。最低だよ。ベルリンのファン、ごめんな。俺らにはひどい仕打ちだよ。でも、一番問題なのは、金を払ってライヴに来てくれてたオーディエンスだ。これでおしまいで良かった。こんなことはもう2度としないよ。愛を込めて」
@wasphivehoe pic.twitter.com/wjnbQzWJ3V
— TLSP Updates (@TLSPnews) August 23, 2016
ツイートが後に削除されたことから、ツイッター・アカウントがハッキングされたのではないかとも見られたが、バンドはこのツイートに関するいかなるメッセージも出していない。
ヤークは、デビューアルバムである『アラス・サルヴェイション』を5月にリリースし、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツの最新ツアーに同行し、多くのライヴで演奏を行ってきた。最新アルバム『エヴリシング・ユーヴ・カム・トゥ・エクスペクト』のツアー初日となったウォーミング・アップ公演もそこには含まれている。
これらの公演を受けて、ヤークのシンガーであるオリ・バースレムは5月に『NME』に以下のように語っている。「ザ・ラスト・シャドウ・パペッツは俺らのアルバムを分かってくれて、ハマってくれたんだと思う。だから、俺らを演奏するよう呼んでくれたんだ。俺らは初めから言ってるんだけど、呼んでくれるやつなら誰にでも同行して演奏したいんだ。多くの人はそうじゃないけどさ」
ザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、6月と7月に、イタリアとドイツでの4つの公演に、ヤークをサポート・バンドとして同行させていた。
ヤークは、9月4日にベルギーからヨーロッパ・ツアーを再開させる予定で、10月には27日のロンドン公演で幕を下ろすUKツアー6公演も予定されている。
ザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、8月24日、チューリヒのオープン・エア・フェスティバルに出演し、現在予定されている最後の公演は、8月28日のパリのロック・アン・セーヌ・フェスティバルとなっている。
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