アークティック・モンキーズのフロントマンであるアレックス・ターナーが、アップル・ミュージックのラジオ局「Beats 1」でクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマン、ジョシュ・オムが司会を務めるラジオ番組に出演した。
毎週水曜夜に放送される「アリゲイター・アワー・ウィズ・ジョシュ・オム」の最新エピソードはアップル・ミュージックで再生可能となっている。
今回、アレックス・ターナーを「折り紙の先生、ハンド・モデル、国際モノポリー・チャンピオン」と紹介したジョシュ・オムは、ソング・ライティングについてやiPhoneやアプリのNotesの活用方法について語り合っている。
「俺たちが一緒にレコーディングした時っていうのは面白いもので、歌詞を変えたりすることはあっても、紙やペンを見ることはなかったよな。興味深いと思ったよ」 とジョシュ・オムは話している。
これに対してアレックス・ターナーは、「ノートは持っているし、何かを書き留めておくこともあるけど、あまり意味のわからないものになってるんじゃないかな。書き終えるまでにはアルゴリズムのみたいになることがよくあるんだ。スパイダー・ダイアグラムとワードクラウドの中間みたいなものような感じかな。俺たちのレコーディングの時にはノートパッドはほとんど持たなくなってたよ」と答えている。
「一度バッグを盗まれたことがあって、その中には歌詞ノートも入っていたんだけど、その時は血の気が引く思いだったよ。曲が完成してレコーディングも終わっていたとしても叙情的な自意識があってさ。下書きの歌詞案が入ってたなんて考えただけで落ち着かないよね」
ジョシュ・オムは、かつてアプリのNotesに「日々の些細な出来事やありふれた日常をベースにした文学」を書き留めていたと明かし、「午前3時にアイデアが溢れ出すんだ」と語っている。
2人はiPhoneに保存してある歌詞ノートを順番に読み上げているが、アレックス・ターナーが「It’s my headache(俺の頭痛)」、「John Lennon as a TV chef(TVシェフとしてのジョン・レノン)」などと書留めている一方、ジョシュ・オムは「Put glass in front of everything(全てのものにガラスの壁を)」や「自惚れの強い小男」の意味で「Cockalorum」という言葉を書き留めているという。
また、2人はバーの名前のアイデアについても話し合い、「プレハブ」や「オルタナティヴ・エンディング」の他、映画『時計仕掛けのオレンジ』に登場する「ミルク・バー」にインスパイアされた「スペース・バー」という名前を考え出している。
一方、ジョシュ・オムは、イーグルス・オブ・デス・メタルの新作『ジッパー・ダウン』のリリースを控えており、同作についてイーグルス・オブ・デス・メタルの2人は「ブラッド・ピットがアントニオ・バンデラスと合わさったぐらいセクシー」と評している。
アルバムは、2008年発表の『ハート・オン』に続く作品で、10月2日にリリースされる。
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