グリーン・デイは、テレビゲームの暴力が次第に過激になってきていることを懸念している。
10月7日にニュー・アルバム『レボリューション・レディオ』をリリースする予定であるグリーン・デイは、世界に暴力が徐々に溢れ、子供たちを脅かしていることに危惧の念を抱いていることを語っている。
ベーシストのマイク・ダーントは、『ケラング!』誌に対して次のように語っている。「俺の子供たちは俺が今まで見たことないようなものを見て育ってる。総合格闘技とかね。最初にそれが出てきた時、みんな『うわ、クソ凶暴だな』って言ってた。でも、今はそれがレストランのテレビで流れてるんだよ。どこに行っても、このクソみたいなテレビを見ながら食べなきゃいけねえことになってるだろ? まあ、ビキニパンツ履いてる二人の男がクソみたいに蹴り合いしてるのを見る以上に腹が減るものなんてないけどさ」
マイク・ダーントはこう続けている。「今のテレビゲームもかなり違うしね。実際のとこ、みんなゲームの中で撃ち合いをして、人を殺してるわけでさ。それは大きな損害だと思う、でも解決する方法がないんだよな」
また、シンガーのビリー・ジョー・アームストロングは、ドナルド・トランプが、『アメリカン・イディオット』の着想の元となった元米大統領、ジョージ・W・ブッシュよりも危険な人物であると考えていることを明かしている。ビリー・ジョーは「ブッシュはただのバカ。でも、トランプは完全にイかれたヤローだ。あいつは決定を下す時に国民の意見なんか聞かないだろうね。みんなもうわかってるだろうけど。あいつはなんでもただ思いつきで言ってるだけなんだよ」と語っている。マイクはさらに「ただの自己弁護のレトリックだよ。ゾッとするよ」と加えている。
グリーン・デイは、2012年にリリースされた3部作のアルバム『ウノ!』、『ドス!』、『トレ!』以来となるニュー・アルバム『レボリューション・レディオ』と合わせてライヴを行うことも発表している。
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