今年の10月よりプリンスのペイズリー・パークが一般公開される見込みだという。
プリンスを象徴するこの土地は、1985年から彼が亡くなった今年4月まで、制作スタジオ、またクリエイティヴ面での中枢として機能していた。
「彼が生きている間、この場所を見学するという滅多にない機会を手にした人は数百人しかおりません」とプリンスの親族は声明で述べている。「初めてこの素晴らしい場所を一般に公開することになった今後は、世界中の彼のファンがプリンスの世界を体験できることになります」
アメリカ・ミネソタ州にある同地を巡るツアーは、プリンスが数多くのヒット曲を生み出したレコーディング/ミキシング・スタジオや、動画編集用の特別室、リハーサル室、NPG・ミュージック・クラブのプライベート・ルーム、私用のコンサート・ホールを含むペイズリー・パークのメイン・フロアを回るものとなるという。
また記録保管場に保存されている、コンサート衣装、受賞した賞、楽器、アート作品、貴重なレコーディングなど、何千ものプリンスの私物も初めてファンに公開されることになる。
先日、ペイズリー・パークについては売りに出されるとの報道もあったが、ファンにとっては幸いなことに、この場所がプリンスの親族の元を離れることはないという。
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