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プリンスの自宅でオーヴァードーズの引き金となった成分、フェンタニルを含んだ偽造薬品が見つかったという。

プリンスの自宅であるペイズリー・パークの建物内で見つかった薬品を分析したところ、そのなかのいくつかからヘロインの50倍強力な合成オピオイドが発見されている。

『ガーディアン』紙によれば、錠剤には「ワトソン385」という偽の刻印がしてあったということで、ワトソン385は本来、アセトアミノフェンとハイドロコドンをミックスした錠剤に使用されるものだという。

その錠剤のほとんどはプリンスのスーツケースやカバン内にあったビタミンCやアスピリンの瓶のなかで発見されたが、一部はプリンスの自宅のドレッシング・ルーム内でも見つかっている。

プリンスは亡くなる1週間前に、イリノイ州モリーンに緊急着陸しているが、その際もこれらの錠剤を持っていたと報じられている。この時、プリンスはオーヴァードーズをした疑いがあり、オーヴァードーズの麻薬拮抗薬であるナロキソンを2錠投与されている。

プリンスは亡くなった際、ミネソタ州の規制物質法のための処方箋を持っていなかったという。当局は、死因となったドラッグについて調査を続けている

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