元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーがこれまで口にしてきた自身のエディ・ヴァン・ヘイレンへの悪口について謝罪したいと語っている。
近年、サミー・ヘイガーについてはエディ・ヴァン・ヘイレンへの中傷を口にしており、昨年はエディ・ヴァン・ヘイレンが表紙を飾った米『ビルボード』誌のインタヴューの内容について「嘘つき」と語っていた。
しかし、今年初め、サミー・ヘイガーは、エディ・ヴァン・ヘイレンに誕生日のお祝いメッセージを送って連絡を取ったところ、エディ・ヴァン・ヘイレンも同じように返答し、それ以来、サミー・ヘイガーは彼の元バンド仲間と仲直りすることを願っていると語ってきた。
今回、現地時間8月20日午後10時より放送されるオプラ・ウィンフリーの特別番組「ホエア・アー・ゼイ・ナウ」に出演したサミー・ヘイガーは次のように語っている。「ヴァン・ヘイレンのすべて問題は本当に忘れることにした。僕らの音楽活動を誇りに思っているよ。だから僕は過去のことは水に流そうって決めたんだ」
「僕は誰かに何かを期待しているんじゃない。バンドに復帰して、またすべてをやりなおすとか、そういうことを要求しているわけじゃないんだ。それは仕事の話だ。そうじゃない。そうじゃなくて、僕はただ友達になりたいだけだ。僕は君の悪口を言ったことを謝りたいんだ」
サミー・ヘイガーは今年3月、デヴィッド・ボウイやグレン・フライなど偉大な音楽アイコンがここ最近相次いで亡くなったことが、元バンド仲間に仲直りを求めると決めたきっかけであることを明らかにしている。「僕はお墓に自分と仲の悪いやつらを連れていきたくないって気づいたんだ。僕が明日ノックアウトされるなら、仲の悪いやつがいたままではいやだ。死後の世界がどうなっているか知らないけど、そこへ仲の悪いやつらとは一緒に行きたくないからね」と、同シンガーは米『ローリング・ストーン』誌に語っている。
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