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ナイン・インチ・ネイルズの元キーボーディストであるジェームズ・ウーリーが、はしごから落下した際に負った怪我が原因で亡くなっていたことが、彼の妻によって明かされている。

1994年の伝説のウッドストックでのライブでもキーボードを演奏したことがあるジェームズ・ウーリーだが、先週末に亡くなっている。

現在のところ彼の死は、レコーディング・スタジオで装置を回収しようとしてはしごから落下した際に負った怪我が原因であると考えられている。

彼の元妻のケイト・ヴァン・ビューレンは、フェイスブック上で彼の父親としての在り方に敬意を表している。

彼女は次のように述べている。「首と背骨の怪我のせいであまり身体を使う遊びは子供たちとはできなかったけれど、子供たちと一緒に座って絵を描いたり、ピアノを教えたり、一緒にぼーっと自然を眺めたりは良くしてたわ。3人の子ども全員が彼の素晴らしい音楽的・芸術的才能を受け継いでるわ」

また彼女はジェームズ・ウーリーがナイン・インチ・ネイルズに在籍していた頃の数年間を「冒険」と表現し、こう続けている。「ジェイムズは本当に努力家でね、ナイン・インチ・ネイルズでももちろん頑張っていたわ。キーボード演奏に格好良さを出すのってギターやドラムほど簡単じゃないのよ? その当時は本当に魔法のようで、ちょっとした冒険だったわ!」

訃報を受けてトレント・レズナーは、米『ローリング・ストーンズ』誌でに次のように語っている。「ジェームズに関しては本当につらいニュースだよ。ここしばらくは彼に会ったりしてはいなかったけど、いつも彼のことを思っていた。彼は一緒にいて楽しい性格だったし、信頼できるミュージシャンで正真正銘のいい奴だったんだ」

「当時のバンド仲間たちとジェームズの話をしているけど……多くの笑いや愛、悲しみが絶えないよ。遺族には深いお悔やみを申し上げます」

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