Masanori Naruse/PRESS

Photo: Masanori Naruse/PRESS

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは最新のインタヴューで自身の健康問題について語っている。

アンソニー・キーディスは今年5月に急激な胃の痛みのために緊急搬送されてライヴをキャンセルしている。後にウィルス性胃腸炎にかかっていたことが発表されており、アンソニー・キーディスは次のように語っていた。「ライヴをキャンセルするのは辛くて、悲しいことだし、本当にしたくないんだ。やらないくらいだったら、死んでもやったほうがマシだよ。でも、こと今回に関して言えば、完全に病気にかかってしまったんだ」

『ジャーナル・ドゥ・モントリオール』紙のインタヴューに答えたアンソニー・キーディスは、自身の健康問題について次のように語っている。

「すべて順調だよ。胃がしばらくの間、うまく機能しなかったんだ。治療のために食生活を変え、ハーブを取り入れる必要があった。それに、ひざのさらが2つに割れてしまった。ステージでジャンプしてひざをついたらね。それ以来、ひざを曲げられないんだ。8月に3週間の休みを取り、医者に治療してもらうつもりだよ」

また、彼はひざの怪我がライブのパフォーマンスに与える影響はそれほどないと続ける。「少しはあるが、深刻ではないよ。怪我をしてパフォーマンスをすることはそれほど苦にはならないね。チャンピオンになるには必要なことだからね。仕事の一部だよ」

彼はまた、新作『ザ・ゲッタウェイ』についても述べている。「自分たちがどのように評価されているのか本当のところまだ分からないんだ。ただ新作には満足している。友人から“驚いたことにどの曲も気に入った”という手紙をもらったよ」

「実際、彼らはダメな曲がないことにかなり驚いたみたいだよ。30年間グループに属していると、同じことを繰り返すというリスクを冒しがちだからね。恐らく僕らは岐路に立っていて、進化する時が来たんだよ。そうしないと、いつも同じサウンドに聞こえてしまう恐れがあるからね。僕らにとって新しい時代が来たんだ」

このインタヴューのなかでは元ギタリストのジョン・フルシアンテの復帰がないことも語っている。

ジョン・フルシアンテが再加入するためのドアは開かれているかと訊かれ、次のように答えている。

「ハ!ハ!ハ! 単純にドアはないと言うことになるだろうね。その必要はないしね。彼がやってきたことには嬉しく思ってるし、今後、ジョシュとやっていくことについてもものすごく嬉しく思ってるんだ。ジョシュは途轍もなくクリエイティヴで、インスピレーションを与えてくれるミュージシャンだからね。ジョンと音楽を作れたことにはずっと感謝することになるよ。彼は素晴らしいロック・ミュージシャンの一人だったからね。でも、彼は俺を惜しんでるわけじゃないからさ」

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