GETTY

Photo: GETTY

ニコラス・ローグ監督による1976年公開の映画『地球に落ちて来た男』のサウンドトラックが、公開から40年を経て初めてリリースされることが決定している。

これはスタジオカナルによる40周年記念の4K上映に合わせたもので、ツトム・ヤマシタやジョン・フィリップスがこの映画のために書き下ろした曲がサウンドトラックには収録されている。

『地球に落ちて来た男』でデヴィッド・ボウイは、トーマス・ジェローム・ニュートンという名の、砂漠化した星に水を取り戻すため地球にやってきた宇宙人を演じており、この秋にロンドンで上演予定のデヴィッド・ボウイによるミュージカル「ラザルス」もトーマス・ジェローム・ニュートンのストーリーを語るものとなっている。

サウンドトラックがなぜリリースされなかったのかについては、多くの憶測を呼んでいるものの、理由はよく知られていない。今回、紛失されていた録音テープの発見により、オリジナル音源がリマスターされ、CDとアナログ盤、そして多数のレア写真とパオロ・ヒューイットによる映画についてのエッセイが掲載された48ページからなるハードバック・ブックのデラックス・ボックスが発売される。ブックレットには、映画の編集を務めたグレアム・クリフォードによる文章も掲載されており、実は映画の制作中は、ピンク・フロイドのアルバム『狂気』の音楽を仮でサウンドトラックとしてあてていたことが暴露されている。

「オリジナル・カットでは、ピンク・フロイドの『狂気』の音楽を全編で使用しました。アルバムの中のすべての曲を使ったのです。映画の最後の曲だけが、ピンク・フロイド以外の音楽でしたが、まるで、映画があのアルバムのスコアのために創られたかのように、うまくはまったと思います! 実際に誰かが本気で、『狂気』の音楽を使用する許可を取ろうと努力したのかどうかは不明ですが、結局、それは実現しませんでした」

『地球に落ちて来た男』のサウンドトラックは2枚組CDが9月9日に、2枚組LP&2枚組CD入りボックス・セットが11月18日に海外でリリースされる。日本盤は両フォーマットとも11月の発売を予定している。

映画『地球に落ちて来た男』は40周年を記念して9月9日よりイギリス中で劇場公開され、10月24日にはスタジオカナルがフィルムを修復したバージョンのブルーレイととDVDが、コレクターズ・アイテムとして発売予定となっている。

『地球に落ちて来た男』のサウンドトラックは以下の通り。

‘THE MAN WHO FELL TO EARTH’ ORIGINAL SOUNDTRACK

CD1
Stomu Yamashta “Poker Dice”
Louis Armstrong “Blueberry Hill”
John Phillips “Jazz II ”
Bournemouth Symphony Orchestra “Venus: The Bringer Of Peace”
John Phillips “Boys From The South”
Stomu Yamashta “33 1/3”
John Phillips “Rhumba Boogie”
The Kingston Trio “Try To Remember”
Stomu Yamashta “Mandala”
John Phillips “America”
Stomu Yamashta “Wind Words”
John Phillips “Jazz”

CD2
Stomu Yamashta “One Way”
John Phillips “Space Capsule”
John Phillips “Bluegrass Breakdown”
John Phillips “Desert Shack”
Stomu Yamashta “Memory Of Hiroshima”
John Phillips “Window”
John Phillips “Alberto”
Bournemouth Symphony Orchestra “ Mars: The Bringer Of War”
John Phillips “Liar, Liar”
John Phillips “Hello Mary Lou”
Robert Farnon “Silent Night”
Genevieve Waite “Love Is Coming Back”
John Phillips “The Man Who Fell To Earth”

Copyright © 2020 BandLab UK Limited. NME is a registered trademark of BandLab UK Limited being used under licence.

関連タグ