Ben Bentley/NME

Photo: Ben Bentley/NME

ジェイムス・ブレイクは、ハドソン・モホークに共同制作した未発表曲をリークするとほのめかされ、反論している。

ジェイムス・ブレイクは共同制作する計画があったというハドソン・モホークの主張を否定し、ハドソン・モホークから持ちかけられたコラボレーションのために送られてきた曲を却下して良かったと語っている。

ジェイムス・ブレイクとフランク・オーシャンの両者と未発表曲を共同制作したとハドソン・モホークが主張しているのに対して、ジェイムス・ブレイクは次のように語っている。「彼は才能があると思うけど、僕はハドソン・モホークとは一度も仕事をしたことがないし、彼が何について話しているのか分からないな。敬意を表しながらも困惑してるよ」

ハドソン・モホークは「このことを証明しなきゃいけないなんて信じられないよ。せこい感じがするね。ジェイムスを責めてるわけじゃない――でも、俺を誰だと思ってるんだ?!」とツイートしていた。

ハドソン・モホークは、2014年にジェイムス・ブレイクが彼に送ったという、ビートに音楽を加える作業が「そんなに進んでいない」ことを認めるメールをツイートしている。

これを受けてジェイムス・ブレイクは、ハドソン・モホークが共同制作した何かをリークしようとしていることに対して警告し、ツイッターに長文で次のように投稿している。

「ああ、もう頼むよ。そうさ、僕はその曲を聞いて、その後丁重にお断りしている。2年経った今、コラボレーションは進められてリークできるものがあるということを主張してるのか……? それなら手元にあるものをリークすれば良いさ――ただ僕のヴォーカルや関与のない、自身のビートをリークすることになるだけだからね」

そして、次のように続けている。「一緒に仕事をしなかったことを神に感謝してるよ。僕の曲をもってして、君を信頼することなんてできなかったからね。曲をリークすると脅したり、権力でそうほのめかしたりし続けるのなら、遅かれ早かれ、いずれは誰もあなたを信用しなくなる。繰り返しになるけど……困惑してるよ」

これに対してハドソン・モホークは、この問題にかたをつけるためにプライベートで話そうと、次のように返信している。「帰ったら連絡するから、そのときにプライベートで話そう。話が大袈裟になり過ぎてる。全容を140文字に詰め込むのは難しいな」

ジェイムス・ブレイクは今週末に開催されるグリーンマン・フェスティバルでヘッドライナーを務め、その後、10月27日からは最新作『ザ・カラー・イン・エニシング』を引っさげた7日間に及ぶツアーを行う予定となっている。ハドソン・モホークは、現地時間8月17日水曜にエディンバラ・プレイハウスで公演を行う予定で、彼が共同プロデューサーを務めたアノーニのアルバム『ホープレスネス』はマーキュリー・プライズの最終候補に選出されている。

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