スコットランド出身の新人バンド、ザ・ラペルズのフロントマンであるゲイリー・ワトソンが悲劇的な事故で亡くなっている。ゲイリー・ワトソンは8月14日に22歳の誕生日を迎える予定だった。
イースト・キルブライド出身のザ・ラペルズだが、自身のフェイスブック・ページでこの悲劇的なニュースを現地時間8月14日に報じている。「ショックと沈んだ心と悲しみと共に、ゲイリーが昨晩、悲劇的な事故で受けた傷のために亡くなったことをお伝えしなければなりません。今日は彼の22歳の誕生日です。僕らは言葉を失っており、このような悲劇に対処するのに悪戦苦闘しています」
『スコティッシュ・サン』紙によれば、クライド河に落ちたために亡くなったものと思われている。しかし、バンドはこの事実をまだ正式に発表していない。
「ゲイリーはクリエイティヴな面で重要な役割を担っており、彼のヴィジョンなしにはバンドは存続できません」とフェイスブックには記されている。「僕らは兄弟であり、友人であり、ヒーローを失いました。現時点では本当のことのように思えません。深いお悔やみをゲイリーの遺族に申し上げると共に、みなさんが遺族や僕らをそっとしてくれることに感謝を申しあげます。僕らは悲嘆に暮れています」
『NME』では今年5月にザ・ラペルズの“Grab Life By”を「ニュー・ミュージック・オブ・ザ・デイ」に選出しており、「キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンのような若さゆえの自信がありつつも、ザ・ヴァクシーンズのような活発なインディ青年としてより一般的な部分を持っている。要するに、すごいってことだよ」と評している。
ザ・ラペルズはザ・ラスト・シャドウ・パペッツやザ・ビューの前座を務めており、フランツ・フェルディナンドは「愛すべき、才能に溢れた人」と称して追悼の意を表明している。
We're so sad to hear of the tragic passing of @TheLapelles Gary Watson, a lovely, talented man. Thoughts are with his family, friends & band
— Franz Ferdinand (@Franz_Ferdinand) August 14, 2016
ザ・ラペルズの“Grab Life By”の音源はこちらから。
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