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ポール・マッカートニーカニエ・ウェストとのコラボについて、彼の曲作りはアンディ・ウォーホルを思い起こさせると語っている。

ポールマッカートニーは2014年の年末から2015年3月にかけてリリースされた“Only One”、“All Day”、そしてリアーナも参加した “FourFiveSeconds”の3つの楽曲でカニエ・ウェストとコラボしている。

「僕らはビヴァリー・ヒルズのホテルで何日か午後を使って曲作りをしたんだ」とポール・マッカートニーは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで語っている。「カニエと唯一交わした取り決めは、もしうまくいかなかったら誰にも口外しないってことだった」

「彼のやり方について知らなかったんだ」とポール・マッカートニーは続けている。「『彼は部屋にたくさんの人を集めてリフに取り組んで、そして部屋を歩き回りながら、『それ、いいね』って言う』って感じのことを聞いたんだ。それはアンディ・ウォーホルを思い起こさせたよ。そうしたアーティストは生徒に背景やなんかを描かせるんだ。よく使われているテクニックさ。『俺はどうやってそれに対応したらいいのかわからないな。でも、様子を見てみるか。ダメもとでやってみよう』って思ったんだ」

何かと騒動の多いカニエ・ウェストについて「天才」と思うかどうかたずねられると、ポール・マッカートニーはこう答えている。「そんなにしょっちゅう、その言葉を使うわけじゃないからね(笑)。でも、素晴らしいアーティストだと思うよ。『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』を聴いてみろよ。料理してた時にあのアルバムをかけてたんだけど、『これはいいな。すごく革新的なものがある』って感じでね。僕のスタッフを通して彼のスタッフから連絡が来たとき(笑)、こう思ったんだ。『一丁やってみるか』てね」

同インタヴューで、ポール・マッカートニーは亡くなったジョン・レノンとの関係性についても語っており、「かけがえのないもの」と表現している。

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