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貴重なレディオヘッドのポートレイトがロンドンの写真展で展示されるという。

ミュージシャンを撮影してきた写真家のセバスチャン・エッジはロンドンのメトロポリス・スタジオで自身の写真展を開催することになっており、レディオヘッドの写真は19世紀のウエット・コロージョンの撮影法を使って撮影されたものとなっている。これはセバスチャン・エッジ自作の「ハリケーン」カメラを使ってフィルムの代わりにガラスを使ったものだという。

ヴィクトリア期の撮影法を使ったセバスチャン・エッジの写真は2011年に撮影されたものだという。「ザ・ライン・オブ・ベスト・フィット」の報道によれば、あまり使われていない撮影法を聞いたバンドが彼と写真の撮影を始めたとセバスチャン・エッジは語っている。

「2011年1月にレディオヘッドの事務所から電話をもらってね、ヴィクトリア期の撮影法で写真を撮ってるフォトグラファーがいるって聞いたらしいんだ。それで、音楽の世界からはしばらくなくなってしまった撮影方法で僕がまだ写真を撮っているのかと思ったらしいんだよね」

「数週間のうちに彼らのスタジオに行って、計2日間、『ザ・キング・オブ・リムス』のための写真を撮影したんだ。1日は森で撮影をして、もう1日はスタジオでね。彼自身も写真を撮っているけれど、コリンが気に入ってくれてね。しばらくして、これはただの写真じゃないと分かったんだ。これらは丹念に制作されたアート作品、できる限りアナログで、手のかかったものだったんだよね」

セバスチャン・エッジがレディオヘッドを撮影した一連の写真は限定盤のポートレート・セットを購入することができるという。

セバスチャン・エッジが使用した「ハリケーン」カメラも展覧会では展示されるとのことで、10月13日にはメトロポリス・スタジオでプライベート・イベントが開催される。展覧会は招待者のみで10月14日に開幕する。

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