Andreas Esser

Photo: Andreas Esser

リアム・ギャラガーが7月26日に、アイルランド西海岸のマヨ州チャールズタウンのパブで未発表の楽曲を即興で演奏したことが明らかになっている。

リアム・ギャラガーは、日曜日の午後、JJフィナンズ・パブで地元のミュージシャンのステージに飛び入りで加わり、ギターを片手に何曲か歌い、集まった観客を驚かせた。その後、この時の模様はインターネット上で公開されている。

ギャラガーは新曲を披露したと見られ、こう歌っている。「Yes I know, I’ve been wrong/ Didn’t do what I was told/ Yes I know I’ve been wrong/ Didn’t do what I was told/ I ain’t looking for no 9-5/ Sick of wasting all my precious time/ Cos it’s alright /Cos it’s alright now(わかってるさ、僕が間違ってた/言われたことをやらなかった/わかってるさ、僕が間違ってた/言われたことをやらなかった/堅気の仕事以外を探してたわけじゃなく/大事な時間を無駄にしたくなかった/もういいから/今はもういいんだから)」

「When I wake up and I hear you say/ There’s no love worth chasing yesterday(朝起きるとお前が言うんだ/昨日を追いかけるに値する愛なんてどこにもない)」という一節もあり、兄であるノエル・ギャラガーの最新のソロ・アルバム『チェイシング・イエスタデイ』に言及したものとも思われる。

リアムによる即興ライヴの映像はこちらから。

今年初頭の報道では、リアムは初のソロ・アルバムを制作中だと暗示していたが、後に彼の代理人にがこれを否定していた。

リアム・ギャラガーは息子のレノン、兄のポール、その他の家族と休暇でチャールズタウンを訪れていたようだ。リアム・ギャラガーは、母親のペギーがこの地方出身であることもあり、チャールズタウンは勝手知ったる町となっている。またギャラガー家はこの地域と縁が深いことでも知られている。

今月の初旬、ノエル・ギャラガーはこのマヨ州に対する愛着を語っていた。

BBCラジオ4の「Desert Island Discs」のナヴィゲーター、クリスティー・ヤングは、「あなたの子供時代の一番幸せな思い出は毎年、6週間マヨ州のチャールズタウンで過ごした時間だと言っていましたよね」と訊いている。

ノエル・ギャラガーはこれに答えて、「そうだね。思いっきり田舎で、一時期は電気も通っていなかったけど、それがよかったんだ。いつもマンチェスターからあそこまでドライブしてくれる叔父さんもいたな。彼はマンチェスターからホリーヘッドまで車でいくのさ。これは本当の話だよ。だってフェリーに乗る時は、子供たちを全員床に集めて毛布で覆い隠すんだ。料金を払わないで済むようにね。本当に、僕らの夏は永遠にあそこにあるように感じる。素晴らしいんだよね」

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