ザ・フーのギタリストであるピート・タウンゼントは、過去にモリッシーからソロアルバムのプロデュースを2度依頼され、いずれも断ったことを明かしている。
年内はバンドとしての活動を行わないことを表明しているザ・フーだが、ピート・タウンゼントが『Q』誌に語ったところによると、元ザ・スミスのフロントマンであるモリッシーが、バンドの解散後、すぐに彼にアプローチしてきたという。
ピート・タウンゼントは「モリッシーはザ・スミスをやめた後、俺にアルバムのプロデュースをしてほしいと頼んできたよ、2度ね」と語り、モリッシーが「自分のアルバムのプロデュースをしてくれないか? モリッシー」と書いた手紙を送ってきたことを明らかにした。
ピート・タウンゼントは、「ザ・スミスの音楽が大好きだ」としつつも、一緒にやるなら元ザ・スミスのギタリストであるジョニー・マーの方がいいと思い、オファーを断ったと語っている。
「実際、ビル・カービッシュリー(ザ・フーのマネージャー)にこう言ったんだよ、『俺は本当にザ・スミスの音楽が好きだ。もし相手をジョニー・マーに代えられるなら、すごいアルバムができるんだろうけどな』って」
ピート・タウンゼントは、モリッシーが彼に宛てた手紙を保管しているという。
一方、モリッシーは最近、イギリスで行うライヴの日程を発表した。今年の後半に、ロンドンとキングストン・アポン・ハルでライヴを行うことになっている。
9月18日にハル・アリーナ、9月20・21日にロンドンのイヴェンティム・アポロでの公演が予定されている。
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